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2023.02.21ブログ
愛犬のブローの手順とポイント
お家でシャンプーした後、ついつい自然乾燥で乾かしていませんか?生乾きは菌が増殖しやすく、皮膚炎やにおいの原因にもなります。ブローの必要性から道具、乾かし方やポイントまでご紹介しています。ぜひお家でブローしてみましょう。
目次
- ○ 犬のブローって必要なの?
- ○ ブローのために用意する道具は?
- ○ 愛犬のブローに挑戦!
- ・乾かし方と手順
- ・乾かす時のポイント
- ・嫌がりながらはNG!
- ○ ブローで乾かし忘れが多いところをチェックしよう
- ・わきの下・内また
- ・指の間
- ・お腹
- ○ まとめ
犬のブローって必要なの?
シャンプーした後「乾かすのめんどくさいな…」と、ついつい自然乾燥してしまっていませんか?自然乾燥や乾ききらない状態では根元に水分が残っています。そのような状態は細菌が繁殖しやすく、皮膚炎やにおいの原因になります。また、体が冷えてしまうので、体調不良につながることもあります。そのため、シャンプーした後は十分に乾かすことが大切です。
ブローのために用意する道具は?
シャンプー後の被毛を根元から乾かし、フワフワに仕上げるために吸水タオル、ドライヤー、スリッカーブラシを用意します。
吸水タオルはドライヤー前のタオルドライで使用します。フェイスタオルでも大丈夫ですが、その場合は多めに用意しておきましょう。
ドライヤーは犬用のものも販売されていますが、人間のドライヤーでも乾きます。しかし人間のドライヤーは犬用のドライヤーよりも温度が高いので、30㎝以上離して乾かすようにしましょう。
スリッカーブラシはブラッシングでも活躍するので、持っておくとよいアイテムです。ペットショップやネットショッピングで購入できます。
愛犬のブローに挑戦!
道具を準備したらブローに挑戦してみましょう!
乾かし方と手順
乾かす前に入念にタオルドライしていきましょう。全身をタオルで包み、上から抑えるように水分を吸い取っていきます。タオルドライでできる限り水分をふき取っておくことがブローの時間を短縮するポイントです。
タオルドライが終わったら、ドライヤーで乾かしていきます。温風にし、犬から20㎝以上離して乾かします。熱くないか確認しながらスリッカーブラシでとかすように乾かしましょう。最初は体の後ろ部分から乾かし始め、徐々に体の前方部分を乾かしていきます。顔は嫌がるコが多いので、最後にやるといいでしょう。
また、耳の穴に入ってしまった水気はそのままにすると、外耳炎の原因になることがあります。ティッシュや脱脂綿を巻いて優しくふき取りましょう。
乾かす時のポイント
根元から毛を梳かしながらしっかり乾かすことでフワフワに仕上がります。完全に乾かしてから次の場所へ移りましょう。
ドライヤーが初めてのコや苦手なコは弱風から始めて慣れてきたら、強風にしていきましょう。顔周りは弱風で乾かします。
耳の毛が長い犬種は耳から乾かしましょう。耳の毛はクセが付きやすいので、嫌がらない場合は耳から乾かします。
嫌がりながらはNG!
愛犬が嫌がっているのにそのまま続けるのは絶対にやめましょう。
ブローだけでなく、ほかの手入れも嫌がることにもつながり、飼い主さんと犬の関係が悪化する可能性もあります。
サロンにお任せするか、愛犬が慣れるまで少しずつチャレンジしましょう。
また、ドライヤーを近づけすぎていないか、温度が熱くないか、どこか怪我をしているのかなど確認してみてください。
ブローで乾かし忘れが多いところをチェックしよう
全体のブローが完了したら、次は意外と見落としがちな場所を確認してみましょう。
わきの下・内また
わきの下や内または乾かしにくいので、生乾きになってしまいがちです。乾かすときは足を少し持ち上げ、少し曲げると乾かしやすくなります。また自分が見えやすい位置に立つことも大切です。皮膚が薄いところなのでドライヤーは必ず離して使いましょう。
また、わきの下や内または毛玉ができやすい箇所です。洗う前にブラッシングすることでシャンプーで汚れが落ち、結果的に乾きやすくなります。汚れが残っていると乾きづらいため、洗う前のブラッシングもブローの時間を短縮するための大事な前準備といえます。
指の間
指の間も乾かし忘れが多い場所です。犬の指は付け根を押すと軽く指が開くので、1か所ずつ開いて乾かします。指と指の間の毛をスリッカーブラシで逆立てて乾かしましょう。
お腹
お腹は面積が大きいので乾かし忘れるなんてないだろうと思いがちですが、愛犬を立たせて乾かすため、お腹の乾かし忘れはとても多いです。面積が広い分、乾かし忘れがあると冷えやすくなります。
一人で乾かしている場合は、お腹以外が乾いている状態でゴロンさせるといいでしょう。台の上で乾かしている場合は落ちないように注意が必要です。
手伝ってもらえる場合では一人が前足をもって立たせてあげると乾かしやすいです。この場合もお腹以外の部分を先に乾かしておきましょう。
どちらの場合もドライヤーが届く部分まで乾かしてからします。
まとめ
愛犬のブローは皮膚炎やにおいを防ぐために大切なお手入れです。シャンプーした後は丁寧にブローしてあげましょう。お腹など乾かしにくい部分は、二人でやると乾かしやすいです。仕上げのときは全体を見るのではなく、足や顔周りと部分ごとに乾いているかをチェックすることで、乾かし忘れがなくなります。
ほっと・ふぃーるどではおうちでのお手入れについても相談を承っております。「お家でシャンプーしたほうがいいの?」「うちのコはどんなお手入れをしたほうがいい?」などぜひ一度ご相談ください。
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