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2025.09.10ブログ
犬は栗を食べれる?甘栗は食べれる?調理方法や量について徹底解説!

「犬に栗を与えても大丈夫?」「犬が栗を食べたけど大丈夫?」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。栗は犬にとって基本的に安全な食材ですが、与え方や量に注意が必要です。本記事では、犬に栗をあげる際の適量、アレルギーの可能性、安全な調理方法、与えてはいけない加工品などを詳しく解説します。犬にとって安全なおやつとして栗を楽しむために、正しい知識を身につけましょう。
目次
- ○ 犬に栗をあげても大丈夫?
- ○ 犬にあげる栗の適量
- ・体重別の目安の量
- ○ 犬に栗をあげる際の調理方法
- ・必ず茹でる・蒸す
- ・味付けをしない
- ・皮は取り除く
- ・丸飲みしないように細かくしてからあげる
- ○ 犬に栗をあげる際の注意
- ・アレルギー反応に注意する
- ・栗の加工品はあげない
- ・あげすぎに注意する
- ・心臓・腎臓病がある犬には与えない
- ・子犬・シニア犬にあげるときは特に注意する
- ○ 犬に甘栗をあげても大丈夫?
- ○ 栗に含まれる栄養素
- ・炭水化物
- ・ビタミン
- ・食物繊維
- ・カリウム
- ○ まとめ
- ○ 横須賀のドッグトリミングサロンなら
ほっと・ふぃーるど!
犬に栗をあげても大丈夫?

栗は基本的に犬に与えても問題ありません。中毒症状になる成分は入っていませんが、アレルギー反応には注意する必要があります。
犬にあげる栗の適量
体重別の目安の量
以下は目安の量にです。個体差により、下痢などの症状が出る可能性があるため、少量からあげて様子を見ることが大切です。
超小型犬(4kg未満) 1個
小型犬(10㎏未満) 2個
中型犬(25㎏未満) 3個
大型犬(25㎏以上) 4個
栗はおやつとしてあげる時は、1日に必要なカロリーの10%以内が目安になります。主食のフードを完食できる程度の少量におさめるとよいでしょう。
犬に栗をあげる際の調理方法

必ず茹でる・蒸す
生ではなく、必ず加熱して柔らかくなった栗を与えましょう。生のままだと消化不良を起こし、下痢や嘔吐などの消化器症状が出る恐れがあります。芯までしっかり火を通して柔らかくなっているかを確認してからあげましょう。
味付けをしない
人間用の調味料はワンちゃんにとって味が濃かったり砂糖が多量に使用されていたり、健康に悪影響を及ぼすことがあります。味付けはせずに茹でたり蒸したりしたあとに冷ましてあげましょう。
皮は取り除く
外側の硬い鬼皮を取り除くだけでなく、渋皮も取り除いてからあげましょう。皮は消化に悪かったり、胃腸の壁を傷つける可能性があります。
丸飲みしないように細かくしてからあげる
栗はのどに詰まる可能性は低いですが、ワンちゃんが食べやすいように小さくカットしてから与えましょう。すりつぶす必要はないですが、一口サイズ程度にカットすることをおすすめします。
カットすると量が少なく見えますが、量は増やさずにあげましょう。
犬に栗をあげる際の注意

アレルギー反応に注意する
初めてあげる場合はもちろん、いきなりアレルギー反応が現れることもあるため、食べた後の様子は見るようにしましょう。アレルギー反応には、皮膚の赤みやかゆがる、元気がなさそうな様子、下痢や嘔吐といった症状が代表的です。
ほかにも、いつもと違う様子が見られるときは栗をあげるのを中止しましょう。
症状が複数ある場合や、重症の場合、異常が続いているときは動物病院に受診しましょう。
栗の加工品はあげない
人間用に加工された食品は基本的に犬に与えてはいけません。人間用の加工品は砂糖をはじめとして、様々な調味料が使われています。それらは犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。中には、玉ねぎやチョコレートなど、中毒症状を起こす食品が使われていることもありますので、加工品をあげることはNGです。
あげすぎに注意する
栗のカロリーは100g当たり約165キロカロリーあります。ついついあげすぎてしまうと、肥満につながります。栗をおやつとしてあげる場合は、1日の必要カロリーの10~20%に収める必要があります。上記の目安量程度におさえることで、肥満につながりにくくなります。食欲がないワンちゃんには、食事のトッピングとしてあげるのもよいでしょう。
心臓・腎臓病がある犬には与えない
栗にはカリウムが含まれています。カリウムは心臓病や腎臓病があるワンちゃんは制限されていることがあります。腎臓の働きが低下しているときにカリウムを多量に摂取してしまうと、適切にカリウムを排出することができず、高カリウム血症などを引き起こしてしまう可能性があります。
栗に含まれているカリウムは多量というわけではありませんが食べやすさから多く与えてしまうこともあるため、注意する必要があります。
子犬・シニア犬にあげるときは特に注意する
子犬・シニア犬は成犬に比べて消化器が未発達だったり機能が落ちています。
栗には食物繊維が多く含まれているため、一度に多くの量を与えてしまうと下痢・便秘になってしまうことがあります。
また、嚥下する際にも注意が必要なため、細かくカットしたりすりつぶしたりしてからあげましょう。
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犬に甘栗をあげても大丈夫?

「甘栗」という名前で様々なものが売られています。栗本来の甘さのみを指す甘栗や、甘い栗の上にさらに砂糖を添加したものもあります。裏面の原材料を見て、砂糖と書いてあったらあげるのはやめましょう。また、原材料に書いていない場合でも砂糖と一緒に炒られてる場合があります。犬にあげる前に、飼い主さんが食べてみましょう。砂糖の甘さを感じる場合は、あげないことをお勧めします。
栗に含まれる栄養素
栗には炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれており、ワンちゃんの健康維持に効果的な食べ物の一つです。
炭水化物
炭水化物は脂質・タンパク質・炭水化物という3大栄養素の一つで、主にエネルギー源として利用される栄養素です。炭水化物は体内の消化酵素で消化できる「糖質」と消化できない「食物繊維」の2つに分類することができます。糖質は身体の細胞が活動するためのエネルギー源になりますが、使われなかった分は脂肪として蓄えられるため、肥満に注意が必要です。
ビタミン
栗にはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンAが含まれています。
ビタミンCは、①メラニン色素の生成を抑える、②体の抵抗力を高めるといった働きをします。また、コラーゲンの生成を助けたりと、皮膚被毛の健康に役立ちます。
ビタミンB1は糖質からエネルギーを作り出す際に活躍する栄養素です。ビタミンB1が不足してしまうと、糖質からエネルギーをうまく作り出せなくなってしまうため、ビタミンB1を取ることで、疲労回復につながるとされています。
ビタミンAは肌の潤いを保ったり、目の健康維持、免疫機能の維持に効果的な栄養素です。
食物繊維
食物繊維は炭水化物の種類の1つで、ダイエットや病気の予防、腸内環境の改善に効果的な栄養素の1つです。肥満気味のワンちゃんや便秘、下痢が多いワンちゃんにおすすめの栄養素です。
犬は人に比べて食物繊維の消化が苦手といわれています。摂りすぎても便秘や下痢になるため、量に気を付ける必要があります。
カリウム
カリウムは必要不可欠なミネラルの一つで、①浸透圧の調整、②ナトリウム(塩分)の排出の2つの働きをしています。
細胞の内部と外部はそれぞれ体液に満たされており、細胞内に浸透する体液の量をカリウムやナトリウムによって調整しています。下痢や嘔吐で、大量に汗をかくことで体内の水分が失われたとき、浸透圧のバランスが崩れて脱水症状が起きます。
また、カリウムにはとりすぎたナトリウム(塩分)を排出する作用もあり、尿からの排出を促します。
栗には、カリウムが100gあたり約420㎎含まれています。
まとめ

栗は犬にとって中毒性のある食材ではなく、適量・適切な調理方法を守れば、安全に与えることができます。特に食物繊維やビタミン、ミネラルを含み、健康維持に役立つ栄養素も豊富です。ただし、与えすぎると肥満や消化不良を招く可能性があるため、体重に応じた目安量とカロリー管理が重要です。アレルギーのリスクや、心臓病・腎臓病のある犬への注意も忘れずに。味付けなしの茹で栗を、細かくカットして与えるようにしましょう。愛犬の体調を第一に考え、安全に秋の味覚を楽しんでください。
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