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2023.03.21ブログ
愛犬のノミ・ダニの対処法!ノミ・ダニの特徴や対策を知ろう!
愛犬のノミ・ダニ駆除はしていますか?
「うちの子は大丈夫…」と思っていても、身近に潜んでいるノミやダニ。散歩などで外出する機会が多いワンちゃんは感染率が高くなります。
気温が上がり、虫の活動も活発になってくる季節に向けて、予防の方法や特徴、ノミ・ダニがいたときの対処法を知っておきましょう。
目次
- ○ 犬につくノミやダニってどんなもの?
- ・犬につくノミ・ダニってどんな?
- ○ 愛犬にノミ・ダニがつく原因
- ・ノミがつく原因は?
- ・ダニがつく原因は?
- ○ 愛犬にノミ・ダニがいる時の症状
- ○ 愛犬にノミ・ダニがいた場合の対処法
- ・ノミを見つけたら
- ・ダニを見つけたら
- ○ 愛犬をノミ・ダニから守る予防法
- ○ まとめ
犬につくノミやダニってどんなもの?
「ノミ・ダニを駆除しよう!」と思っても、実はどんな大きさや色をしているのか知らない人は少なくないはずです。
ノミ・ダニがどんな見た目をしているのか、どこにいるのか知っておきましょう。
犬につくノミ・ダニってどんな?
ノミは昆虫の仲間で、大きさは1~3mmととても小さく、褐色をしていて犬の体表を動きまわります。成虫が体についていないかチェックするだけでなく、小さな黒い糞や0.5mm程度の白い粒のような卵がついていないか、よく観察してみましょう。
愛犬に危害を加えるダニのほとんどがマダニという種類のダニです。マダニはクモの仲間で、3~8mm程度の大きさです。血を吸うと10倍くらいまで膨れ上がるため、肉眼で見つけることができます。噛みついて血を吸うため、一度寄生したら、なかなか離れないのが特徴です。無理やり離すと口器がちぎれて残ってしまうため、見つけても無理やり引っ張るのはNGです。
ほかにも耳ダニにも注意が必要です。耳ダニは肉眼で見ることができません。感染した後の症状で耳ダニだと判明します。
愛犬にノミ・ダニがつく原因
ノミ・ダニはどちらとも繁殖力がとても強いため、対策を講じなければ愛犬の身体で爆発的に増えてしまいます。特にノミは動物や人にくっついて屋内に入ってきてしまうと、屋内でも繁殖してしまいます。愛犬だけでなく、飼い主さんにも刺される可能性があるため、特に注意が必要です。
ノミがつく原因は?
ノミは直接日の当たらない暖かく、多湿で暗い場所を好みます。草むらだけでなく、屋内でも家具の下やソファー・ベッドの下にも生息している可能性があります。
お散歩時にワンちゃんの身体にくっついてお家に持ち帰る以外にも、外出時に飼い主さんの服や靴にくっついて室内に入ってきてしまうことがあります。
ノミは成虫になると寄生します。しかし成虫として存在しているのは全体の5%ほどといわれています。それ以外の卵やサナギなどの状態のノミは湿気の多い場所や草むらに潜んでいます。
ダニがつく原因は?
マダニは草ぬらの中に潜んでいます。森や山だけでなく、広い公園の草むら、歩道の茂みなど、草木があるところにはどこにでもいるといっても過言ではありません。
耳ダニが寄生すると「ミミヒゼンダニ感染症」を発症します。耳ダニは感染している動物に接触することで感染し、野良犬猫は感染している可能性が高いです。お散歩中に野良猫を見つけて近づこうとすることがありますが、接触させないように気をつけましょう。
愛犬にノミ・ダニがいる時の症状
ノミが寄生することで、激しいかゆみや炎症、脱毛の症状が出るノミアレルギー性皮膚炎にかかることがあります。痒みで体をかきむしってしまうと、傷口から細菌が入り込み、二次感染を引き起こしてしまう場合もあります。多数のノミが愛犬に寄生すると貧血になる危険性もあります。
また痒みだけでなく、黒いフケ状が毛にあったり、ジュクジュクした皮膚の炎症が出ることがあります。そのような症状を見つけたときは、ノミがいないかチェックしましょう。
マダニが寄生することで、後脚の脱力や瞳孔散大などの症状が出るダニ麻痺症にかかることがあります。ほかにもマダニは犬バベシア症やSFTSなどの病気を運んできます。なかにはマダニに吸血されると、人にも感染する病気もあります。
耳ダニに感染すると耳の中にカサカサした黒い耳垢がびっしりつき、ひどいかゆみが出ます。そのまま放置しておくと耳の周囲がただれたり外耳炎や中耳炎などを引き起こしたりします。薬を使って駆除します。
愛犬にノミ・ダニがいた場合の対処法
ノミ・ダニを見つけたら潰さないようにしましょう。
どちらとも薬による駆除が最もポピュラーなやり方です。
ノミを見つけたら
ノミを見つけたら、ノミ取り櫛で毛をすき、潰さずに水に洗剤を加えた容器に入れ駆除するか、粘着テープにくっつけて取り除きます。ノミは小さく、ピョンピョン跳ねるため、捕まえたり探すのは少し難しい場合があります。愛犬にノミがいるかも?と思ったらノミの糞を探してみましょう。ノミの糞らしきものを見つけたらノミ取り櫛で取り除き、濡れたティッシュの上に置いてみましょう。赤くにじんだらノミの糞なので、ノミがいる可能性が高いです。
ほかにも薬の処方で駆除することもできます。また、ノミ取りシャンプーはノミを仮死状態にさせるため、ノミが動かなくなります。殺虫効果はないため、ノミ取り櫛で集めて駆除するか、洗い流して身体から取り除きます。ノミ取り櫛で集めるほうがより確実に駆除できるので手間はかかりますがおすすめです。
ノミの成虫を見つけた場合、室内にノミが潜んでいる可能性があります。再び愛犬に寄生しるのを防ぐために寝具は洗濯し、室内の掃除をしましょう。掃除した後はスプレータイプのノミ駆除剤を吹きかけます。ワンちゃんが舐めてしまうと中毒症状が出る可能性があるので注意が必要です。
ダニを見つけたら
ダニを見つけた場合も決して無理に引っ張ることはしないようにしましょう。無理に引っ張ると頭部だけが犬の体内に残ってしまいます。また、ダニはウイルスや細菌を持っているため、潰すこともおすすめできません。ダニを見つけた場合は薬での駆除が多いです。ほかにもダニ専用ピンセットもありますが、かかりつけの動物病院に行くことをお勧めします。
3日以上放置してしまうと除去が困難になることがあります。見つけたらなるべく早く動物病院に行きましょう。
愛犬をノミ・ダニから守る予防法
愛犬をノミ・ダニから守るために、ブラッシングやシャンプーを定期的に行い、薬による予防をすることが重要です。お家でもブラッシングしてあげることで、爆発的に繁殖する前に早期発見・早期治療することができます。ブラッシングについて下記のブログで詳しく解説しています。
ノミやダニは草むらに潜んでいるため、散歩の際は入らないように気を付けましょう。
ノミやダニから守る薬にも種類があり、首の後ろに滴下する薬や内服薬があります。
市販されている薬と動物病院で処方されている薬ではないよう成分が異なるため、かかりつけの動物病院に行くことをお勧めします。
また、屋内のノミ予防として、定期的に掃除機をかけたり、寝具を洗濯するようにしましょう。生活環境を清潔に保つこともノミ・ダニ予防に適しています。
まとめ
ノミやダニは13℃以上になると繁殖し始め20℃以上で活発になり、大量発生しやすくなるので、これからの時期は特に注意が必要です。
散歩の際は草むらに入り込みすぎないように気を付け、定期的にブラッシングやシャンプーをしましょう。
また、ノミやダニから愛犬を守るために、対策していくことが大切です。
ほっと・ふぃーるどでは、お持ちいただいた薬をお付けすることもできますのでお気軽にお申し付けください。「お家でどのようなケアをしたほうがいいの?」など不安な点がございましたら、トリミングの際にお気軽に相談ください。
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