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2023.05.17ブログ
愛犬の正しいスキンケア方法!保湿で健康的な皮膚を目指そう!
ワンちゃんはどんな皮膚が健康な状態なのか知っていますか?いつも被毛に隠れている皮膚をよく見たことがある人は少ないかもしれません。スキンケアしたほうがいい理由や正しいスキンケアの方法について知り、健康的な皮膚を目指して正しいスキンケアを行いましょう。
目次
- ○ 愛犬の皮膚ってどんな?
- ・愛犬の肌はデリケート!
- ○ 愛犬の皮膚をチェックしてみよう!
- ・愛犬のお腹周りを見てみよう
- ・愛犬の顔周り、指を見てみよう
- ・愛犬の耳の中や顔のしわの間、内股を見てみよう
- ○ 愛犬のスキンケアしないとどうなる?
- ○ 健康な皮膚を目指してスキンケアをしよう!
- ・保湿しよう
- ・食事に気をつけてみよう
- ・環境を整えよう
- ・天然素材のお洋服を着せてあげましょう
- ○ まとめ
愛犬の皮膚ってどんな?
愛犬の皮膚をじっくり見たり、よく触ってみたりしたことはありますか?実はワンちゃんは乾燥肌のコが多いんです!乾燥だけでなく、季節によるトラブルも起こりやすく、非常にデリケートな肌を持っています。
愛犬の肌はデリケート!
ワンちゃんの皮膚は人間の1/3~1/5程度の厚さしかなく、とてもデリケートで乾燥や刺激に弱いという特徴をもっています。特にシャンプー後は水分が抜けやすい状態になっています。ほかにも室内の乾燥やシャンプーのし過ぎ、栄養バランスの偏りにより乾燥肌になることもあります。
乾燥だけでなく、暑さによるべたつきやダニ・ハウスダストなどで肌トラブルになることもあり、症状が出た際に適切な治療をすることはもちろん、肌トラブルが起きないように予防していく必要があります。
また、アトピー性皮膚炎をもっているワンちゃんは、もっていないコと比べてもともと皮膚のバリアが弱く、赤みが出やすく、水分が抜けやすくなっています。
愛犬の皮膚をチェックしてみよう!
愛犬の皮膚の状態をチェックする際は、赤みやアトピー性皮膚炎の症状が出やすい皮膚の薄いところを見てみましょう。皮膚の薄い部位として、お腹周りや足の付け根が挙げられます。背中などと比べて被毛が少なく、覆われていないことが多いため、風や紫外線を受けやすく、肌トラブルが出やすい部位です。乾燥だけでなく、夏は蒸れたりすることで肌トラブルが起こることもあります。
理想的な皮膚として赤みがないことが挙げられますが、個体差があるため、赤みがあるからといって皮膚が悪いとは限りません。人間のほくろのように色素沈着している箇所もあります。
また、皮膚炎を乾燥肌と見間違えることもあります。特にノミなどによる皮膚炎は赤みやかゆみを伴うため、間違えることがあります。愛犬がかゆがっていたらまずダニやノミが付着していないかよく観察してみましょう。
愛犬のお腹周りを見てみよう
赤みやアトピー性皮膚炎の症状が出やすい皮膚の薄いところを見てみましょう。皮膚の薄い部位として、お腹周りや足の付け根が挙げられます。背中などと比べて被毛が少なく、覆われていないことが多いため、風や紫外線を受けやすく、肌トラブルが出やすい部位です。乾燥だけでなく、夏は蒸れたりすることで肌トラブルが起こることもあります。
愛犬の顔周り、指を見てみよう
次に顔周りや指の間を見てみましょう。顔周りや指の間、わき、おまた周りは膿皮症の症状が出やすい部位です。膿皮症とは、皮膚が細菌に感染しておこる病気です。全身どこでも症状が出ますが、上記の部位が特に症状が出やすくなっています。アレルギー性疾患や内分泌疾患によっても膿皮症は発症します。抗生物質の飲み薬や塗り薬で治ります。
愛犬の耳の中や顔のしわの間、内股を見てみよう
耳の中や顔のしわの間など、皮膚がこすれあったり蒸れたりする部位に症状が出やすいのが脂漏症です。脂漏症とは、皮脂が多く分泌されることで皮膚が脂っぽくなったり逆に皮膚が乾燥したりする皮膚のサイクル異常です。フケやかさぶたが剥がれたようなものが根元に固まった症状が出たりします。
愛犬のスキンケアしないとどうなる?
ワンちゃんは乾燥しやすい肌をもっているため、正しいスキンケアを行わなかったりスキンケアを怠ると肌トラブルが起こりやすくなります。乾燥肌になるだけでなく、かゆみが出てきたり、皮膚病が悪化してしまう可能性があります。そのような状態になってしまうと愛犬も健康で快適に過ごせなくなってしまいます。
起こりやすいトラブルとして、犬アトピー性皮膚炎が挙げられます。乾燥による痒みから掻いてしまい、アレルゲンが皮膚の中に侵入することで犬アトピー性皮膚炎を発症します。
健康な皮膚を目指してスキンケアをしよう!
適切なスキンケア方法を知り、実践してみましょう!
お家で日常的にできることから、トリミングの際に気を付けたいことを紹介していきます。
保湿しよう
お家でシャンプーをする際、シャンプーにプラスして保湿を行いましょう。スプレー式のものやローション状のものなどさまざまです。冬は保湿力の高いシャンプーを使うようにしてみましょう。特にセラミド成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。セラミドは皮膚の中の水分量を増やしてくれる作用があります。保湿クリームやスプレーはペットショップやオンラインショップで購入することができます。
またトリミングサロンでシャンプーしてもらう際も保湿について相談してみましょう。サロンによってはオプションで用意していていることもあるので、相談してみるとよいでしょう。
食事に気をつけてみよう
皮膚や被毛を作る大きな栄養素としてタンパク質が重要になります。タンパク質、糖質、脂質やビタミンなどがバランスよく摂取できるよう心がけてみましょう。最近はスキンケアに特化したご飯も販売されているので、一度試してみるのもよいでしょう。また、乾燥しやすい体質のワンちゃんは食事から油分を取ってみるのもよいでしょう。いきなりご飯を変えたり油分が増えたりするとお腹を壊すワンちゃんもいるので様子を見ることが重要です。
愛犬が食べ物のアレルギーをもっている際は購入時に原材料をよく確かめるよう注意してください。
環境を整えよう
適度な室温・湿度を保ち、こまめに掃除するようにしましょう。ワンちゃんにとって室温は21~25℃、湿度は50~60%ほどが適度な室温・湿度といわれています。季節によって多少変動しますが、暑すぎず、寒すぎずな温度になるように気を付けましょう。夏は直射日光が当たることで室温が上がりやすくなるため、カーテンを閉めるなど注意する必要があります。冬は寒くならないように暖房をつけてあげましょう。暖房をつけると乾燥するので、一緒に加湿器をつけてあげるとよいでしょう。
また、いつも寝ている場所や長時間過ごす場所はこまめに掃除機をかけたり洗濯をし、ハウスダストや毛がたまって菌が繁殖しないように心がけましょう。
天然素材のお洋服を着せてあげましょう
オーガニックコットン製のお洋服も販売されています。化学素材だとかぶれてしまう、皮脂がたまるなどの場合は天然素材のお洋服を着せてあげましょう。お洋服は必ず着せないといけないわけではないので、お洋服を着るのが嫌がる場合は無理に着せなくてよいでしょう。中で毛が絡まりやすくなってしまうため、毎日ブラッシングしてあげましょう。ブラッシングの仕方は下の記事に詳しく書いてあります。
まとめ
愛犬が快適に健康に過ごすために正しいスキンケアを行うことが重要になります。ワンちゃんの皮膚は乾燥や刺激に弱いため、乾燥しないように保湿をしたりバランスの良い食事をとるようにしましょう。
愛犬の皮膚について異変を見つけた場合や愛犬がしきりに痒がっている場合は一度かかりつけの動物病院に受診することをお勧めします。
◇◇◇トリマーB級ライセンス・JKC会員◇◇◇
大野温子
☎046-835-5540
※業者様の営業時間は施術の妨げになりますのでご遠慮ください。
営業時間 10:00~施術終了次第
HP : https://hot-field.net/
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