話しかけることの効果って？愛犬と会話することの重要性！

なんとなく話しかけている飼い主さんも多いはず。話しかけることは愛犬にとって様々な効果が期待できます。なんと、寿命が延びるといった驚きの研究も。話しかけることによる効果や話しかける際のポイントを知り、愛犬ともっと絆を深めましょう。

 

目次

• ○  犬も人の言葉を理解しているの？
• ○  犬の話しかけるとどんないいことがあるの？
• ・犬の幸福度が上がる
• ・安心感を与える
• ・寿命がのびる！？
• ○  愛犬に話しかける時のポイント
• ・気持ち高めな声のトーンで話しかける
• ・食事中や寝ているときは話しかけない
• ・スキンシップを取りましょう
• ○  まとめ

犬も人の言葉を理解しているの？

犬は１００～２００個の単語を理解でき、その知能は人間の２～３歳と同じ程度といわれています。もちろん、犬種や訓練の程度により個体差はあります。
また、犬は人の言葉と口調両方に反応し、飼い主さんの気持ちをニュアンスを読み取っているといわれています。どの程度まで理解できるのか明らかにはされてませんが、犬は聴覚が優れているため、言葉を「音」として捉え、その音の言葉を学習することで反応しているとも考えられています。
言葉だけでは理解しきれないところを、言葉を「音」として捉えたり、状況で学習したりすることによって、飼い主さんの感情や会話を理解しているのでしょう。

犬の話しかけるとどんないいことがあるの？

愛犬に話しかけることにはたくさんのメリットがあります。恥ずかしがらずに話しかけてみましょう。愛犬との仲がさらに深まったり愛犬が安心感を感じることができます。

犬の幸福度が上がる

飼い主さんによく話しかけられる犬は幸福度が高いといわれています。話しかけられることによって「構ってもらえている」という感情が生まれることで、構ってほしいといったストレスや不安が解消されます。また、大好きな飼い主さんの声を聞くことで安心が得られると考えられています。

安心感を与える

飼い主さんの声は愛犬にとって安心感を与えます。犬は基本的に寂しがり屋なため、飼い主さんがそばにいないと不安やストレスを感じてしまうことがあります。この時に姿は見えなくても声をかけてあげることで、そばにいることを伝えてあげることができます。安心感が得られるとストレスが減り、愛犬の健康につながります。

寿命がのびる！？

よく話しかけられるワンちゃんは話しかけられないコに比べて寿命が長いという結果が出た研究もあります。これは話しかけることが直接寿命が長くなることにつながっているのではなく、話しかけられることでストレスが減り、長生きになるといわれています。
また、たくさん話しかける飼い主さんはその分愛犬をよく見ていることが多く、体調の変化やちょっとした違和感にすぐに気付きます。よく見ていることで病気の早期発見や早期治療が可能となり、長生きにつながると考えられます。

愛犬に話しかける時のポイント

ただ話しかけるのではなく、効果的な声のかけ方をしましょう。
場面によっては愛犬の邪魔になってしまうことがあるため、様子を見て話しかけることが大切です。

気持ち高めな声のトーンで話しかける

ワンちゃんは聴覚の特性により低いトーンより高めのトーンを好む傾向があるといわれています。人は無意識的に「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情を抱いているときの声のトーンは高めに、ネガティブな感情のときは声のトーンが低くなります。そのため、高めのトーンで話しかけることで愛犬に警戒心や不安を感じさせず、安心感を与えることができます。少しご機嫌のような感じで高めの声のトーンで話しかけてあげましょう。

食事中や寝ているときは話しかけない

ご飯を食べているときや寝ているときは話しかけないようにしましょう。ご飯を食べているときに話しかけてしまうと、ご飯を取られてしまうのではないかとストレスを感じてしまうことがあります。また、犬の睡眠は約８割が浅い睡眠といわれています。起こしてしまうこともあるので、話しかけないようにしましょう。

スキンシップを取りましょう

ただ話しかけるだけでなく、スキンシップ欠かさずとりましょう。撫でたり抱っこすることでよりリラックスでき、絆が深まります。
触られるのが好きなコや苦手なコなど、ワンちゃんの性格もさまざまです。そのコの嫌がることはせずに、適切な距離感で話しかけたりスキンシップをとりましょう。

まとめ

犬の知能は人間の２～３歳程度といわれています。言葉や口調から飼い主さんの感情やニュアンスを理解することができます。愛犬に話しかけることで安心感を与えられたり、幸福度が上がるといった効果を期待できます。愛犬の邪魔にならないタイミングでスキンシップを取りながら話しかけるとよいでしょう。話しかけることで構ってもらえているという満足感が生まれ、愛犬の幸福につながります。たくさん話しかけてあげましょう。