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2023.07.05ブログ
犬の「腸活」とは?ヨーグルトはあげても平気?方法や腸内環境について解説します

「腸活」はご存じですか?注目を集めている「腸活」は人だけでなく、ワンちゃんにとっても大事なことです。腸内環境を整えるには腸内に住んでいる細菌のバランスを黄金比に近づける必要があります。愛犬の下痢や便秘に悩んでいる飼い主さん必見の記事です。
目次
- ○ 犬の「腸活」とは?
- ○ 犬の腸内環境を整えるためには?
- ・腸内細菌のバランスが重要!
- ・腸内細菌の理想的なバランスとは?
- ○ 犬の腸内環境が崩れる原因は?
- ・善玉菌を増やし悪玉菌を増やさないことが大切
- ・酵素の役割は?
- ・乳酸菌の役割は?
- ○ 犬の「腸活」の方法とは?
- ・犬の腸活の方法①食生活
- ・犬の腸活の方法②腸を温める
- ・ストレスのない環境が大切!
- ○ 犬にヨーグルトはあげて平気?
- ○ 犬の年齢に合った「腸活」をしよう!
- ・幼少期が「腸活」のカギ!?
- ・シニア期も「腸活」で元気に!
- ○ まとめ
- ○ 横須賀のドッグトリミングサロンなら
ほっと・ふぃーるど
犬の「腸活」とは?
人間でも「腸活」は最近注目を集めています。
「腸活」とは腸内細菌のバランスを保ち、腸内環境の健康維持のための活動、ケアのことを指します。バランスが重要になるため、どの菌が多ければよいといったものではありません。腸内のバランスが整っていることで免疫力が高まり、健康の維持や向上につながります。
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犬の腸内環境を整えるためには?
腸内細菌のバランスが重要!
腸内環境を整えるために重要となるのが「善玉菌」です。一度は聞いたことがある人も多いでしょう。善玉菌とは乳酸菌やビフィズス菌などの総称で、腸の運動を活発にしたり、食中毒の感染を予防したりします。
善玉菌のほかに「悪玉菌」「日和見菌」という菌も存在しています。悪玉菌とはウェルシュ菌やブドウ球菌などの総称で、たんぱく質をエサにして有害物質を作ります。悪玉菌という名前ですが、善玉菌も悪玉菌もどちらも身体に必要な菌です。「日和見菌」とは状況に応じて善玉菌にも悪玉菌にも変化する菌です。
腸内細菌の理想的なバランスとは?
理想的なバランスは善玉菌:悪玉菌:日和見菌 = 2:1:7といわれています。
善玉菌が優勢だと、日和見菌も善玉菌側に傾き、腸内環境は健康的になります。逆に悪玉菌が増えると、日和見菌もそちらに加勢して腸内が乱れ、体調不良や皮膚トラブルなどにつながります。
腸内環境を整えるには、この腸内細菌のバランスを保ち、善玉菌が悪玉菌より優勢な状況を保つことが大切です。
犬の腸内環境が崩れる原因は?
善玉菌を増やし悪玉菌を増やさないことが大切
腸内環境を整えるためには善玉菌を増やし、悪玉菌を必要以上に増やさないようにする必要があります。そのために酵素と乳酸菌がカギを握っています。
酵素の役割は?
酵素は摂取した栄養素を分解をし、消化しやすい形にします。
酵素が少ないと、分解サイズが大きくなり、消化不良を起こしてしまいます。消化不良を起こしてしまうと悪玉菌の養分となり、悪玉菌が増えることによって腸内環境のバランスが崩れてしまいます。
つまり、酵素の不足や悪玉菌の増加により腸内細菌のバランスが崩れてしまうのです。
乳酸菌の役割は?
乳酸菌には、①有害菌(悪玉菌)の増殖を抑える、②腸の動きを整える、③免疫力の向上、④栄養素の合成や吸収を助ける、⑤腸内環境全体をサポートする、という5つの働きをします。
腸は免疫細胞の約70%が集中している「最大の免疫器官」です。乳酸菌はその免疫細胞を刺激し、免疫バランスを調整します。また、ぜん動運動を活発にする働きがあるため、便秘がちのワンちゃんにはとても役立つ効果をもっています。
犬の「腸活」の方法とは?
腸内環境を整えるためには善玉菌を増やすことが大切です。
善玉菌がどうしたら増えるのか、何をすればよいのか知っておきましょう。
犬の腸活の方法①食生活
善玉菌を増やすためには乳酸菌やビフィズス菌、それらのエサとなるオリゴ糖や食物繊維を多く含むフードをあげましょう。乳酸菌やビフィズス菌が含まれているフードも販売されていますが、サプリメントで摂取するのもよいでしょう。自己判断ではなく、かかりつけの獣医師さんと相談するようにしましょう。
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犬の腸活の方法②腸を温める
善玉菌は高めの温度で活動が活発化します。そのため、腸の温度が低い状態だとサプリメントやフードに含まれる乳酸菌などを効率的に摂取することができません。腸の温度を上げるために、「温かくとろみのある液体」をあげましょう。粘度のある液体にすることで腸壁につきやすく、より長く腸内に滞在することができます。温かくとろみのある液体にビフィズス菌や乳酸菌が含まれていると吸収されやすくなります。そのようなサプリメントを与えたり、市販されているスープ系のごはんに加えるのもよいでしょう。
ストレスのない環境が大切!
ストレスは悪玉菌を増やしてしまう原因になります。ストレスを感じさせないようにお散歩したり一緒に遊んだりして適度な運動をとりましょう。また、スキンシップをとることはストレス解消につながります。
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犬にヨーグルトはあげて平気?
ヨーグルトは人の腸の健康をサポートする食品として代表的なものです。与え方や注意するべきことを守れば、ワンちゃんにもメリットがある食品です。
ヨーグルトには健康維持に必要な栄養素が含まれていたり、口内細菌の増殖抑制といったメリットがあります。
しかし中にはアレルギーを持っているコや、乳糖不耐症という消化不良や下痢を起こしてしまうコがいます。初めて与える時は少量し、いつも以上に様子をよく見るようにしましょう。また、動物病院でたんぱく質の摂取制限しているコも過剰摂取になってしまう場合があるため、与えてはいけません。
ヨーグルトを与える際はトッピング程度の量にし、プレーンタイプを常温で与えるようにしましょう。
犬の年齢に合った「腸活」をしよう!
幼少期、成年期、シニア期と体内もどんどん変化していきます。そのため、「腸活」も年齢に合ったことをする必要があります。
幼少期が「腸活」のカギ!?
子犬のころは生後すぐ飲むお母さんの「初乳」などから免疫や抗体を引き継ぎ、病原菌から身を守ります。成長するにつれて自分の体内で免疫が作れるようになり、生後5~6か月くらいで完全に入れ替わります。このタイミングで腸活することが大切です。ここで善玉菌が減ってしまうと食欲不振や湿疹などの皮膚疾患などの不調につながることがあります。フードやサプリからしっかり腸活することで免疫力が高まります。
シニア期も「腸活」で元気に!
年を取るとだんだんと善玉菌が減っていってしまいます。そのため、「腸活」により善玉菌の減少を抑えることが大切です。また、体力や免疫力も落ちていくので、腸内から健康を保つことがより一層重要になります。
また、シニア期になると口の中の環境も悪化していきます。実は口の中にも善玉菌と悪玉菌があり、歯周病などになると悪玉菌が増え、ご飯を経口摂取することで腸内に侵入してきます。このときに腸内の環境が整っていないとお腹を壊してしまうことがあります。口を通して入ってくるさまざまな菌と戦うために腸内環境を整えましょう。
まとめ
「腸活」とは腸内細菌のバランスを保ち、腸内環境の健康維持のための活動、ケアのことを指します。腸内環境を整えるために重要となるのが「善玉菌」です。善玉菌のほかにも悪玉菌や日和見菌がありますが、腸内細菌のバランスを保つことが大切です。そのために、日々の食生活やストレスをためない生活を心掛けましょう。フードで摂取したり、サプリメントを与えることもよいでしょう。成長に合わせて腸内も変化していきます。年齢に合った腸活をすることで免疫力が高まり、愛犬の健康維持や向上につながります。
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