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2023.08.07ブログ
犬の多頭飼いのメリットとデメリットとは?注意したいポイントや相性について解説!
多頭飼いというと5匹以上という印象があるかもしれません。しかし2匹の場合でも、先住・後住がある場合には注意が必要な時があります。多頭飼いは正しくしっかりお世話することで、様々なメリットや刺激が生まれます。愛犬も飼い主さんも楽しく幸せに暮らせるように気を付けたいポイント、心得を知りましょう。
目次
- ○ 犬の多頭飼いって?
- ○ 犬の多頭飼いすることのメリットとは?
- ・社会性が身につく
- ・お留守番の負担が減る
- ・お互いに良い影響を及ぼす
- ○ 犬の多頭飼いすることのデメリットとは?
- ・病気をうつしてしまう
- ・お世話の負担が増える
- ・悪影響を及ぼすことも
- ○ 犬同士の相性ってあるの?
- ・性格の組み合わせ
- ・体格の組み合わせ
- ○ 新たに飼うと決める前にしておきたいこと
- ・事前に先住犬と会わせてみる
- ・先住犬は多頭飼いに適しているかどうか
- ○ 犬の多頭飼いではここに気を付けよう!
- ・基本的には先住犬ファーストで!
- ・ひとりの時間を作ってあげよう
- ・居住空間を整えましょう
- ○ まとめ
犬の多頭飼いって?
多頭飼いとは複数の犬と一緒に暮らすことを指します。たくさんいるのが多頭飼いというイメージがありますが、2匹以上で多頭飼いとなります。犬と猫など種類が違うペットと暮らすことも多頭飼いということがあります。
犬の多頭飼いすることのメリットとは?
多頭飼いすることで生活が楽しくなることはもちろん、先住犬もこれまでより楽しく幸せに暮らすことができるといったメリットがあります。その中で、特に期待されるメリットを3つ紹介します。
社会性が身につく
犬同士がかかわることが増えることで、社会性やコミュニケーションを学ぶことができます。幼いころにほかの犬との交流がない子はほかの犬に対して攻撃的になったり臆病になってしまうことが多いです。おうちにほかのワンちゃんがいることで協調性が育まれ、問題行動も減るといわれています。
お留守番の負担が減る
遊び相手ができることで、お留守番の寂しさが軽減します。飼い主さんの帰りを待って寝る以外に遊び相手がいることで、飼い主さんがいないストレスを軽減し、楽しくお留守番することができます。
お互いに良い影響を及ぼす
後住犬は先住犬の真似をします。そのため、先住犬のしつけがしっかりできていると後住犬のしつけもしやすくなります。ほかにも先住犬がシニア犬の場合、成犬が新たに来ることで元気になったりすることもあります。
犬の多頭飼いすることのデメリットとは?
多頭飼いになることでうまれるデメリットもあります。デメリットを理解したうえで、新しいワンちゃんを迎えることが大切です。
病気をうつしてしまう
一頭が風邪などうつる病気になってしまった場合は移ってしまう可能性が高くなります。そのため、一頭で飼っていた時よりもより健康に気を付ける必要があります。また、ノミ・ダニも集団感染しやすくなります。ワクチン接種や寄生虫予防はしっかりしましょう。
お世話の負担が増える
ごはん代やトリミング代といった費用だけでなく、いきなり病気になった時などの費用も増えます。費用面以外にもお家でワンちゃんが使うスペースやしつけやお散歩に行く体力など、お世話の負担がワンちゃんの数が多くなるだけ増えます。また、同じくらいの年齢のワンちゃんを飼っていると、年を取って介護する負担も増えます。
悪影響を及ぼすことも
しっかりと先住犬のしつけができていないと、問題行動を後住犬がまねしてしまうということがおきます。しっかりとしつけ出来ていて、一頭で飼っていた時はいいコだった場合でも、多頭飼いになったら問題行動を起こすようになった、などといったケースもあります。相性が悪い場合はストレスを感じ体調に異変が出ることもあるため、より愛犬の様子をしっかり見る必要があります。
犬同士の相性ってあるの?
人同士に相性があるように、犬にも相性が存在します。どのような組み合わせで相性がよい可能性が高いのか見てみましょう。
性格の組み合わせ
似た性格の場合はケンカやトラブルが起きにくいとされています。
おっとり同士であると、ケンカは起きませんが、ストレスをためてしまうこともあるため、よく観察しましょう。
おっとりのコとやんちゃなコの組み合わせはやんちゃなコが追いかけまわしてしまいおっとりのコのストレスになってしまうことがあります。
犬嫌いな性格のコがいる場合は居住空間を分けてあげるといった工夫が必要になります。
体格の組み合わせ
同程度のサイズだと、遊んでいてケガをする可能性少ないですが、体格差があると、ケガをさせてしまうといったトラブルがおこることがあります。また、いっしょにお散歩に行くと、歩幅の差や運動量に差があるため、一頭一頭行ってあげるほうが良いでしょう。じゃれて遊んでいるときは注意する必要があります。
新たに飼うと決める前にしておきたいこと
新たに後住犬を迎える前にしておきたいことがあります。相性が悪くストレスで元気がなくなってしまった…なんてことを防ぐためにしておくことをお勧めします。
事前に先住犬と会わせてみる
飼おうか悩んでいる場合は一度先住犬に会わせてみましょう。いざ飼い始めてとても相性が悪かった、となると飼い主さんも先住犬もストレスを感じてしまいます。
特に保護施設からワンちゃんを引き取る場合は神経質で繊細な性格だったりします。多くの保護団体ではトライアル期間を設けているので、時間をかけて接するようにしましょう。気になることがある場合は、保護団体の方に相談することをお勧めします。ペットショップから連れてくる場合は、先住犬をそのペットショップに一度連れて行ってみたりしましょう。
先住犬は多頭飼いに適しているかどうか
先住犬の性格が犬嫌いであったり、攻撃的である場合は後住犬とトラブルになってしまう可能性があります。また、ストレスを感じやすいコは、後住犬が来たことによるストレスや環境が変わったことによるストレスに敏感で、体調を崩してしまうことがあります。
ほかにもトイレや無駄吠えなど基本的なしつけができていない場合はしっかりとしつけ出来てから新しいコを迎えましょう。おうちのルールを先住犬が後住犬に教えてくれることがあります。
犬の多頭飼いではここに気を付けよう!
多頭飼いをするにあたって気を付けたいポイントがいくつかあります。
基本的には先住犬ファーストで!
先住犬は今までひとり占めしていた飼い主さんの愛情や時間を後住犬と分け合うことになります。そのため、後住犬に愛情や注目が集まることにストレスを感じやすくなります。新しいワンちゃんが来て遊んだり構いたくなる気持ちを抑えて、先住犬と遊んだ後遊んだり今までと同じように愛情を注ぎましょう。膝に先住犬が乗っているのに後住犬が乗りたがっているからといって下ろしたりしてはいけません。この場合はどちらものせてあげると関係がうまくいきます。
ひとりの時間を作ってあげよう
いくら仲が良くてもひとりの時間を必ず作ってあげましょう。もしもケガや病気で入院が必要になったときや先に旅立ってしまったとき、残されたコが不安がって食欲がなくなってしまうことやお散歩に行かなくなるといったことを防ぐために大切なことです。お散歩をバラバラにしたり、一頭をケージに入れて離すといった方法があります。そのため、ゲージは頭数分用意するのが良いでしょう。
居住空間を整えましょう
頭数が多くなればなるほど、トイレが混み合う時があります。頭数に合った広めのトイレや頭数分のトイレを用意しましょう。また、ご飯もアレルギーの有無や年齢の違いで変わってきます。頭数分のごはんを用意するつもりで考えておくとよいです。寝るスペースやゲージを置くスペースなど、頭数が増えれば必要なスペースが大きくなります。新しいコを迎える前に十分なスペースを用意しましょう。もしも相性が悪かった時は離して飼うことも考えなければなりません。
まとめ
多頭飼いのメリットやデメリット、気を付けたいことについて紹介してきました。
ワンちゃんは環境が変わるとストレスを感じてしまうため、新たな知らないワンちゃんとすぐに生活することは難しいでしょう。飼い主さんが上手にコントロールして、少しずつ新しい生活に慣らしていくことが大切です。先住犬も後住犬も幸せに暮らせるように同じくらいの愛情をかけてあげましょう。
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