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2023.10.09ブログ
愛犬のあくびの理由って?あくびを見分けて愛犬をもっと知ろう!
愛犬があくびをしているところを見たことがある飼い主さんも多いと思います。
どうしてあくびをしているのかご存じでしょうか?
実はあくびには「眠いから」という以外にも理由があるんです!
あくびの理由を知って愛犬のことをもっと知りましょう!
目次
- ○ 愛犬も「眠いから」あくびをする?
- ○ あくびの理由①眠い
- ○ あくびの理由②カーミングシグナル
- ・こんな場面のときはカーミングシグナルかも!
- ・カーミングシグナルのあくびだと気づいたら
- ○ あくびの理由③体調不良・病気が疑われる場合
- ・こんなあくびに注意!
- ・こんな病気が潜んでいるかも
- ○ あくびの理由④飼い主さんのあくびがうつった!?
- ○ まとめ
愛犬も「眠いから」あくびをする?
犬は人と同じようにあくびをします。その理由には「あくびで酸素をたくさん取り込んで脳に送って活性化させる」「顔の筋肉を伸ばす」「脳のオーバーヒートを防ぐ」などの諸説がありますが、どれが正しいのかまだ明らかではありません。理由は一つではなく、複数の理由があってあくびがうまれているのかもしれませんね。
あくびは一時的なものが多いので、ずっとあくびを繰り返している場合やことあるごとにあくびをしている場合には何らかの病気や原因を疑う必要があります。
あくびの理由を知ることで、愛犬の気持ちや体調を知ることができます。ここからはあくびの理由を解説していきます。
あくびの理由①眠い
犬の人と同様に眠り時にあくびをします。あくびが長くて大きい場合は眠いからあくびをしていると考えてよいでしょう。あくびをしたあと、リラックスしながらウトウトしている姿がみられるはずです。そのまま寝れる環境であればよいですが、寝床が適した環境でなかったり雑音があると寝たいのに寝ることができません。そうすると睡眠不足につながってしまい、体調を崩してしまったりします。寝床の環境を見直してみましょう。
また、ご飯の後にみられるあくびも眠気からくるあくびと考えられています。
下の記事では睡眠について解説しています。
あくびの理由②カーミングシグナル
カーミングシグナルとはその名前の通り、「カーミング」=「落ち着かせる」、「シグナル」=「合図」から、落ち着かせる合図というものになります。
自分の興奮状態やストレス状態を自覚し、落ち着かせるためにあくびをしている、ということになります。自分の興奮状態、ストレス状態を落ち着かせるだけでなく、相手に敵意がないことを示したり、リラックスしていることを示すことで争いが起きないようにしているとも考えられています。
気を付けなければいけないのが、愛犬がストレスを感じてあくびをしている可能性です。どうしてカーミングシグナルとしてあくびをしているのか考えなければいけません。
こんな場面のときはカーミングシグナルかも!
カーミングシグナルが起こる場面では、
①愛犬自身が緊張を感じているとき
②相手に敵意がないことを示そうとしているとき
が考えられます。
愛犬自身が緊張を感じているときの例としては、飼い主さんに怒られているときや初めての場所に来たときなどです。
相手に敵意がないことを示す例としては、お散歩中にほかのワンちゃんに威嚇されたときなどが当てはまります。
カーミングシグナルのあくびだと気づいたら
愛犬がカーミングシグナルのあくびをしたら、緊張を解いてあげるような行動をしましょう。優しい言葉をかけてあげたりたくさん撫でてあげるなどをすることで、緊張を和らげることができます。初めての場所でカーミングシグナルのあくびがみられた場合は落ち着ける場所に連れて行ってあげたり、抱っこしてあげましょう。
愛犬が何かいたずらをしてしまって起こっている最中に見られた場合はストレスがかかっていることを示します。自分を落ち着かせるとともに飼い主さんを落ち着かせようとしています。お説教はほどほどにすることも大切です。
あくびの理由③体調不良・病気が疑われる場合
カーミングシグナルでないとき、あくびと一緒にいつもと違う様子が見られた場合は体調不良を疑いましょう。環境が変わったなどのストレスからあくびをしている可能性があります。
病気が進行してしまうと死に至る場合もあるので、いつもと様子が違うと感じたらかかりつけの動物病院に受診しましょう。
こんなあくびに注意!
あくびの回数が多い、顎が震えているなどの症状がみられた場合は様子をよく見ましょう。また、口を大きく開けてあくびができていなかったりあくびの際に見える舌や口内の色が普段と違ったら体調不良の可能性が高いです。かかりつけの動物病院で診察してもらいましょう。また、口臭やよだれの量も体調不良の目安になります。
こんな病気が潜んでいるかも
貧血や低血糖になるとあくびの回数が増えることがあります。
重度の貧血の場合はあくびした時の舌・口内の色が白っぽく見えます。
低血糖の場合には舌や口内の色が紫色になります。これはチアノーゼといわれています。低血糖症は生後三か月ごろまでの子犬に多く見られます。
どちらもあくびをしたときに見えるので、愛犬があくびをしたときによく見てみましょう。
また、口腔内に何か問題がある可能性があります。歯垢や歯石による不快感や痛みがある場合、紛らわそうとしてあくびが増えることがあります。あくび以外にも食べるのを嫌がっていたりペロペロするなど、口を気にするしぐさが増えた場合、気にしてみてみましょう。
ほかの原因としてストレスやうつ病、てんかんなどが考えられます。過度なストレスを受けると、犬も人と同じように体調不良がみられます。大きく環境が変わったときには要注意です。発作がみられる場合にはてんかんが考えられます。
あくびの理由④飼い主さんのあくびがうつった!?
最近の研究により、飼い主さんのあくびが愛犬にうつることが明らかになっています。犬と親しい関係ほどあくびが伝染しやすいといわれているため、飼い主さんのあくびをもらってあくびをしているのかもしれません。病気などの可能性は低いので、気にしすぎる必要はありません。逆に仲良しのしるしかもしれませんね。
まとめ
今回は犬のあくびについて解説してきました。犬のあくびには様々な理由があり、中には病気を疑って動物病院の受診を考えたほうが良い場合もあります。疑問を感じたり何をすればいいのかわからない状況でもあくびをすることがあります。どんな時にあくびをしているのか、回数やあくび以外の様子もよく見ることで、病気の早期発見につながります。あくび以外にも気になる行動があったら動物病院を受診するようにしましょう。
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