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2024.05.01ブログ
気になる愛犬の口臭!原因と口臭の種類をチェックしてみよう!
愛犬が舐めてくれた時、愛犬に近づいたとき、ハッと愛犬の口臭に気づいた飼い主さんも多いのではないでしょうか?口臭の原因には大きく分けて5つあります。
この記事では愛犬の口臭の原因とそれぞれのにおいの特徴、口臭に対するケア方法について解説しています。
記事を読みながら愛犬の口臭をチェックしてみましょう。
目次
- ○ 愛犬の口臭を無臭にするのはできない!
- ○ 愛犬の口臭がこんなにおいなら注意が必要!
- ・①生臭い・魚臭い・腐敗臭がする場合
- ・②アンモニア臭や酸っぱいにおい
- ・③ドッグフードがにおいのもとのときも?
- ・④虫歯や歯の腐敗
- ○ 愛犬のお口の乾燥もにおいの原因に!
- ○ 愛犬の口臭対策とは?
- ・歯みがきしてみよう
- ・歯みがきが苦手なコはデンタルケア用品を使おう
- ・ごはんやおやつを変えてみよう
- ・お水を適量与えよう
- ・動物病院に受診しよう
- ○ まとめ
愛犬の口臭を無臭にするのはできない!
愛犬の口臭が気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
あれやこれや試してみても全く無臭にならない…そう思った飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。じつは「生理的口臭」といって、お口の中の常在菌などからにおいが発せられるため、口臭を無臭にすることはほぼ不可能なことなのです。
しかし、においが強すぎる場合やいつもと違うにおいがするときは注意する必要があります。
愛犬の口臭がこんなにおいなら注意が必要!
愛犬の口臭が以下のにおいなら注意が必要です。
愛犬の口臭をチェックしてみましょう。
①生臭い・魚臭い・腐敗臭がする場合
生臭い・魚臭い・腐敗臭がするときは「歯周病」を疑う必要があります。
歯周病とは、口腔内の細菌が歯周ポケットと呼ばれる歯茎の根元にある1~2㎜の溝に入り込み、歯の根元の骨が溶けてしまうことです。
歯周病、歯石が主なにおいの原因になることが多いようです。
軽度歯周炎になると卵が腐ったようなにおいになり、黄色い色の歯になります。
中度歯周炎になるとキャベツの腐ったようなにおいになり、変わらず黄色い歯をしています。中度歯周炎ではにおいが強くなります。
重度歯周炎になると魚の腐ったようなにおいになり、歯の根元が黒ずんできます。
重度歯周炎が疑われる場合、すでに骨のほうに問題が出ている場合があるため、かかりつけの動物病院に受診しましょう。
②アンモニア臭や酸っぱいにおい
アンモニア臭や酸っぱいにおいがする場合、内臓に問題がある可能性があります。胃酸が過剰に分泌されていると、酸っぱいにおいがすることがあります。また、アンモニア臭は腎臓や肝臓に異常があるときになりやすいにおいです。
お口の中が清潔で、布で拭ってみてもにおいが消えない場合は内臓に問題があるかもしれません。一度動物病院に受診してみましょう。
③ドッグフードがにおいのもとのときも?
においが強いドッグフードを食べていると、においの元になることがあります。
食べかすが口の中に残っていたり、歯の間に挟まっている、げっぷなどでにおいがすることがあります。
また、ドッグフードが劣化している場合も考えられます。ドッグフードはまるべく個別包装のものを選び、難しい場合は乾燥材を入れ、なるべく早く食べきるようにしましょう。
④虫歯や歯の腐敗
口腔衛生が良くないとにおいが発生しやすくなります。口腔ケアが不十分だと歯垢や歯石が溜まり、細菌が増殖、においが発せられます。
口内炎・口腔感染症でも細菌や腐敗物が溜まり、においが発せられます。
愛犬のお口の乾燥もにおいの原因に!
ワンちゃんの口の中は通常潤っていますが夏場体温を下げるために口をあけっぱなしであったり水分不足であると唾液が凝縮し、においが強くなります。また、鼻炎などで口を開けっぱなしになっている状態でもにおいが強くなります。夏場や鼻づまりのときは多めに水を取らせ、口内が乾燥しないようにしましょう。
愛犬の口臭対策とは?
これまで様々なお口のにおいの原因について解説してきました。
ここでは、お口のにおいを抑えるためのケア方法を解説していきます。
歯みがきしてみよう
口臭予防に一番最適なのは歯みがきです。
歯みがきには歯ブラシを使って行うものや歯ブラシシートを使って行うものがあります。歯ブラシで行うのが難しいワンちゃんや初めて歯みがきするワンちゃんには歯みがきシートをお勧めします。
歯みがきの詳しい方法について、下記の記事で解説しています。
歯みがきが苦手なコはデンタルケア用品を使おう
歯みがきをさせてくれない…そんなワンちゃんは歯みがき効果が期待できるおやつやごはん、おもちゃを使用してみましょう。ペットショップやオンラインストアでデンタルケアできるおやつやごはんなどが販売されています。ぜひチェックしてみましょう。また、飲み水に加えるだけでデンタルケアできる用品も販売されています。もちろんこれだけでは完全に歯みがきと同程度の効果が望めない可能性があります。いくつかの商品を併用したり、定期的に動物病院で歯磨きしてもらうなどすることが大切です。
ごはんやおやつを変えてみよう
消化不良で口臭がきつくなっている可能性があります。ご飯を変える時は一気に変えるのではなく、今のごはんと新しいご飯を混ぜながら、少しずつ新しいご飯の割合を増やしていくことで変えます。一度に変えてしまうとお腹を壊して下痢をしてしまう可能性があるため、しないようにしましょう。
また、においの強いご飯をあげていた場合、食べかすのにおいが強く口臭につながっている場合もあります。ご飯を変えることで食べかすのにおいも軽減されることがあります。
お水を適量与えよう
特に食後はお水を与えることで、食べかすがお口に残ったり歯垢になることを防いでくれます。においの発生を抑えるために定期的にお水を取らせ、お口の中が乾燥しないようにしましょう。
動物病院に受診しよう
これまでの対策をしても口臭が気になる場合、内臓に問題がある可能性があるため、かかりつけの動物病院に受診しましょう。
検査してもらったり診察で何か発見されることもあります。
ほかにも気になることがある場合は一緒に診てもらうとよいでしょう。
まとめ
愛犬の口臭の原因は主に5つがあります。
口臭を完全に無臭にすることは難しいですが、口臭が強い場合や異常なにおいがする場合は注意が必要です。口臭の原因には、歯周病や内臓の問題、食事などが挙げられ、歯みがきやデンタルケア用品の使用、食事の見直し、定期的な動物病院の受診が口臭対策に役立ちます。
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