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2024.06.12ブログ
愛犬が足をなめるのはなぜ?原因や対処法を解説!
愛犬が足をなめているところを見たことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
足をなめるのはもしかしたらストレスを感じているからかもしれません。
足をなめることで、皮膚が悪くなってしまったり、脱毛の可能性もあります。
原因や対処法を知り、愛犬を観察してみましょう。
目次
- ○ 愛犬が足を舐める理由って?
- ・セルフグルーミング
- ・怪我をしている
- ・吐き気がある
- ・ストレスを感じている
- ・かゆい
- ○ 愛犬が足を舐めることの悪影響って?
- ・刺激に対して弱くなる
- ・炎症がおきる
- ・皮膚のバリア機能が崩れる
- ○ 愛犬が足を舐めるのをやめさせるには?
- ・かかりつけの動物病院に受診しよう
- ・保湿しよう
- ・舐めたい気持ちをそらそう
- ・生活習慣、生活環境を見直してみましょう
- ○ 愛犬が足を舐める時の注意点
- ○ まとめ
愛犬が足を舐める理由って?
愛犬が何か舐めているところはよく見かけるでしょう。
足を舐めるのには以下のような理由があると考えられています。
セルフグルーミング
ワンちゃんは「セルフグルーミング」といって、自分の身体を毛繕いをします。
健康なワンちゃんは食後や寝る前、お気に入りの場所についたときなど、落ち着いたときに足を舐めます。足先の汚れをなめとったり寄生虫を排除しようという衛生管理が目的です。セルフグルーミングは短時間でおわるので、長時間舐めている場合には、セルフグルーミング以外の可能性を考えましょう。
怪我をしている
お散歩中やお家の家具のとげが刺さってしまっている、足に傷がある、爪が割れてしまっている、肉球に痛みがあるなど、足の部位でケガをしていると、その傷を気にかけて舐めることがあります。
患部を触ろうとすると、怒ったり噛んだりすることもあるので、慎重に触れましょう。関節炎や骨折などの怪我でも舐めることがあります。
吐き気がある
吐き気がある場合でも前足を舐めます。前足を舐める以外にも、よだれの量が多かったり、草を食べたがるなどの症状があれば、吐き気をもよおしている可能性が高いです。続くようであれば、かかりつけの病院に受診しましょう。
ストレスを感じている
退屈や不安を感じているときも足を舐める動作をします。梅雨を迎えるこれからの時期は、お散歩の頻度や時間が少なくなってしまうご家庭も多いのではないでしょうか。運動量が足りていないと、ストレスが溜まりやすくなります。お散歩に行けなかった分、お家で遊んであげる、構ってあげることが大切です。
かゆい
身体がかゆいときは足を使って掻けますが、足がかゆいときはうまく掻けません。「かゆい」、「かきたい」その代わりに舐めていることもあります。足先がアレルギーやアトピーの症状で痒い場合も足先を舐める動作をします。特にアトピー性皮膚炎は足先に痒みが出やすいといわれています。肉球のパッドの間が赤くなっている場合はアレルギーの可能性があるため、動物病院に受診することをお勧めします。
愛犬が足を舐めることの悪影響って?
足を舐めることによって愛犬の身体に悪影響を与えることがあります。
ここでは出やすい悪影響を紹介します。
刺激に対して弱くなる
舐めることによって、皮膚が敏感になり、普段は感じないような刺激にも感じやすくなっています。
炎症がおきる
足を舐め続けることで、炎症が起こります。舐めたあとにそのまま自然乾燥することで皮膚が乾燥し、炎症を起こします。炎症が起こることで神経が過敏になりさらに舐めてしまうというループが形成されます。また、神経が過敏になることで刺激に反応することも多くなります。
皮膚のバリア機能が崩れる
ワンちゃんの皮膚は外からの細菌やウイルスなどを侵入を防ぐ役割を担っています。しかし、足を舐めてしまうことで、このバリアが弱り、外から細菌を侵入させやすくなってしまいます。バリアが弱まることで、感染症などのリスクが高まります。
舐めるという動作は傷の治りを遅くしてしまうこともあります。
愛犬が足を舐めるのをやめさせるには?
ここまで足を舐める理由と足を舐めることによる影響を解説してきました。
足を舐めさせるためにはどうしたらいいの?と思った飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、やめさせるための対処法と、その時に大切な心構えを解説していきます。
かかりつけの動物病院に受診しよう
舐めている時間が長いな…と思った飼い主さんは、愛犬の足を見てみましょう。毛が抜けている、赤くなっているといったときはアレルギーの可能性も考えられます。何のアレルギーなのか飼い主さんだけで特定することは難しいので、その場合はかかりつけの動物病院に受診しましょう。アレルギー検査や今のご飯を相談すると、どうしたらいいのか適切なアドバイスを受けることができます。
保湿しよう
乾燥していると、痒みであったり、乾燥を治そうとして舐めてしまうことがあります。それらを防ぐために保湿剤を用いて、ケアしてあげましょう。保湿剤はペットショップやオンラインストアで購入することができます。
保湿だけでなく、清潔に保つことが大切になります。
お散歩から帰ってきたら足をやさしく拭いてあげる、乾燥していたら保湿をしてあげましょう。
舐めたい気持ちをそらそう
舐めそうになっていたら舐めないように気をそらしてあげましょう。
おもちゃで気を引いてあげたり、ほかに舐めても大丈夫なものをあげたりします。
その際に飼い主さんを舐めてもらうのは衛生的に飼い主さんにとってもワンちゃんにとってもよくないので、しないようにしましょう。
生活習慣、生活環境を見直してみましょう
アレルギーの場合、ご飯が原因なことが多いので、ご飯を見直してみましょう
運動量は適切か、お留守番の時間は長すぎないか、などさまざまな要因がストレスにつながります。
ほかにも、寄生虫の有無を確認したり、細菌の感染予防に寝具を洗うなども効果的です。
愛犬が足を舐める時の注意点
足を舐めているのを見つけたとき、思わず叱ってしまう飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。大事なのは叱らないことです。足を舐めるには本人の意思ではどうにもならないこともあります。叱ってしまわないように気を付けましょう。
また、すぐに良くならないこともあります。アレルギーなどではなく、舐める行動が自分の中でクセになっていることもあります。長期的に見てすぐにはどうにもならないこともあるということを頭に入れておきましょう。
まとめ
愛犬が足を舐める理由として、セルフグルーミングや怪我、吐き気、ストレス、かゆみが挙げられます。足を舐めることによる悪影響は、皮膚の刺激への過敏化、炎症、皮膚バリアの崩壊などです。対処法としては、動物病院での受診、保湿、舐めたい気持ちをそらす、生活習慣の見直しが挙げられます。また、注意点としては、叱らずに理解し、長期的なアプローチが必要とされます。
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