-
Blog
-
Blogブログ
Blogブログ
2024.06.26ブログ
愛犬が遠吠えする理由って?原因や対策方法を知ろう!
愛犬が遠吠えしているところを見たことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ドッグランや昼間なら気にならない遠吠えも、夜やお家の中だと思わず「静かにしてほしい…」と思ってしまう飼い主さんも少なくないはず。
この記事ではどうして愛犬が遠吠えするのか、遠吠えをやめさせるにはどうしたらいいのかを解説します。
目次
- ○ 愛犬が遠吠えする理由って?
- ・群れへの合図
- ・ストレス
- ・外の音に反応している
- ・痛みや不安
- ・なわばりの主張
- ・加齢によるもの
- ○ 祖先の狼も遠吠えをしていた!
- ○ 子犬の遠吠えの理由は?
- ○ 遠吠えしやすい犬種はあるの?
- ○ 愛犬の遠吠えをやめさせる方法とは?
- ・外に反応している場合
- ・ストレスを感じている場合
- ・本能的に遠吠えしている場合
- ・病気やけがの場合
- ○ まとめ
愛犬が遠吠えする理由って?
ワンちゃんの遠吠えには大きく分けて6つ理由があります。
群れへの合図
狼同様、群れへの合図として遠吠えをしていることがあります。野犬であれば、一緒に過ごしている群れの仲間に自分の居場所を知らせ、帰り道を教えていると言われています。お家で過ごしているワンちゃんはもしかしたら家族のことを「群れ」と認識しているのかもしれません。自分の居場所を知らせるために遠吠えをしている可能性があります。
ストレス
ストレスを感じているときやストレスを発散するためにも遠吠えをすることがあります。
お散歩や運動が足りていない、ご飯が足りていない、構ってもらえないなどストレスの理由は様々です。生活環境や生活スタイルを見直してみましょう。
外の音に反応している
救急車の音に反応している、窓から見える車に反応している場合があります。
ワンちゃんは人よりも聴覚が優れているため、外の音に反応してしまうことも多いでしょう。特に救急車はワンちゃんの遠吠えと周波数が似ているため、ほかのワンちゃんの遠吠えだと勘違いし、共鳴して鳴いていることもあるようです。
ほかにも動物の鳴き声やトラブル音、暴風音などに反応しやすいため、いきなり遠吠えをし始めたら外から音が聞こえていないか注意してみましょう。
痛みや不安
身体的に怪我をしている、どこかが傷むときに遠吠えすることがあります。
また、飼い主さんと離れて寂しさを感じているときにも遠吠えをすることがあります。遠吠えで恐怖や不安、寂しさを表現しているといわれています。特に分離不安のワンちゃんは飼い主さんが離れたときに遠吠えをすることが多いようです。
なわばりの主張
野犬だけではなく、お家で過ごしているワンちゃんも自分の縄張りを主張するために遠吠えをします。窓からお散歩しているわんちゃんをみた時、お家から近所のワンちゃんが見える時などに遠吠えをしているときはなわばりを主張していると考えられます。1頭が遠吠えを始めると続々とほかのワンちゃんが遠吠えするのも、それぞれがなわばりを主張しているのかもしれません。
加齢によるもの
シニア期になり、視力や聴力が衰えることで混乱し遠吠えすることもあります。
若いころ遠吠えしなかったワンちゃんもシニア期になり遠吠えすることもあります。
祖先の狼も遠吠えをしていた!
オオカミ、というと月に向かって遠吠えしているところを想像できますよね。
ワンちゃんの祖先のオオカミも実際に遠吠えしていました。オオカミは群れで生活していたため、自分の群れの縄張りを主張したり狩りを始める合図のために遠吠えをしていたようです。このように遠吠えはコミュニケーションツールとして使われていました。
子犬の遠吠えの理由は?
子犬は好奇心旺盛なため、「もっと遊びたい」「遊び足りない」と思うと、気を引くために遠吠えすることも。子犬は見るもの体験するものすべてが初めての世界で生きているため、家族や安心できる存在が離れると不安を感じ遠吠えすることがあります。
遠吠えしやすい犬種はあるの?
これからワンちゃんを飼おうか悩んでいる飼い主さんは遠吠えしやすい犬種があるか気になりますよね。個体差はありますが、ダックスフンドやビーグル、バセットハウンドなど猟犬や柴犬、ハスキーは遠吠えしやすいといわれています。
逆に遠吠えしにくい犬種としては、穏やかで温厚な性格のボルゾイ、グレイハウンドや内向的な性格のチワワ、トイ・プードルであるといわれています。
育った環境や個体差があることは考慮しておきましょう。
愛犬の遠吠えをやめさせる方法とは?
寝ているときに遠吠えされたり、夜の遠吠えはご近所のことも考えて、やめてほしいと思う飼い主さんも少なくないはず。
ここではそれぞれの場合に分けて、遠吠えをやめさせる方法を解説します。
遠吠えをやめさせるには、どうして遠吠えしているのか原因を突き止める必要があります。また、遠吠えは本能的な行動ともいえるため、完全にやめさせることは難しいでしょう。すこしずつよくなっていくと長い目で見ることが大切です。
外に反応している場合
救急車の音、外の車、窓から見えるワンちゃんなどに反応している場合、外からの刺激を遮断しましょう。音を消すことは難しいため、気をそらしてあげることが有効です。刺激の音をキャッチしにくくなるようにラジオやテレビを流してあげるのもよいでしょう。視覚情報は窓を閉める、カーテンをすることで防ぐことができます。
ストレスを感じている場合
ストレスや寂しさから遠吠えをしている場合は、生活環境や生活スタイルを見直しましょう。毎日のお散歩時間は足りているか、栄養は偏っていないか、寝場所は適切か確認しましょう。お留守番の時間が長い場合は一人でも退屈せずに過ごせるようにおもちゃを買ってあげるなど、寂しさを紛らわせるグッズをあげるとよいでしょう。
分離不安ですぐに鳴いてしまうなど生活に支障が出る場合は病院やトレーナーに相談することをお勧めします。
本能的に遠吠えしている場合
本能的に遠吠えしている場合はやめさせることが難しいです。
遠吠えし始めたらおやつやおもちゃで気を紛らわし、遠吠えをやめることができたらほめてあげるという方法がよいでしょう。
病気やけがの場合
病気やけがで遠吠えをしていると疑われる場合、かかりつけの動物病院に受診しましょう。認知症による遠吠えが出てきたときも動物病院で相談することをお勧めします。対処法やお薬を処方してもらえることがあります。
まとめ
ワンちゃんの遠吠えには、群れへの合図、ストレス、外の音に反応、痛みや不安、なわばりの主張、加齢によるものなどの理由があります。遠吠えをやめさせるには、その原因を突き止めて適切な対処をする必要があります。外部刺激に反応している場合は刺激を遮断し、ストレスが原因の場合は生活環境やストレス要因を見直すことが重要です。病気やけがが原因である可能性もあるため、必要に応じて動物病院で相談することも重要です。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- ブログ2024年11月13日愛犬のしゃっくりを止めるには?原因や対応法を解説!
- お知らせ2024年11月3日ペット用酸素室【オーツーペット】導入いたしました♪
- ブログ2024年10月30日愛犬と室内遊びをする際の危険性とは?注意すべきことを解説!
- ブログ2024年10月16日犬の震えの原因って?対策や病院に行く目安について解説!
シェアする