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2025.04.09ブログ
犬はいちごを食べれる?あげる量や注意点を解説します!

春が旬のいちご。ワンちゃんと一緒に楽しめるいちご狩りなども登場しています。一緒に旬を楽しむために、「そもそもいちごを食べても大丈夫?」「いちごをあげる時に気を付けることは?」といった疑問を解消しましょう。この記事では、いちごをあげる時の目安量、いちごの栄養素、いちごをあげる時の注意点などを解説しています。
目次
- ○ 犬はいちごを食べれる?
- ・基本は犬もいちごを食べても平気!
- ○ 犬にいちごをあげる時の量は?
- ○ 犬にいちごをあげる時の注意点とは?
- ・アレルギーに注意する
- ・キシリトールの過剰摂取に注意する
- ・糖分の過剰摂取に注意する
- ・味付けをしない
- ・ヘタを取り除いてあげる
- ・細かく切って与える
- ・下痢になることも
- ○ いちごに含まれる栄養素とは?
- ・ビタミンC
- ・食物繊維
- ・抗酸化物質
- ・葉酸やカリウムなども!
- ○ まとめ
犬はいちごを食べれる?
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基本は犬もいちごを食べても平気!
いちごはワンちゃんが食べても問題ありません。いちごにはビタミンCや食物繊維といった栄養素が含まれており、ワンちゃんの健康維持に役立ちます。しかしアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、気を付ける必要があります。
犬にいちごをあげる時の量は?
ワンちゃんにいちごをあげる時は以下の量を目安にしましょう。
小型犬(~2.5kg):7~8g/日
小型犬(~5kg):15g程度/日
中型犬:30g程度/日
大型犬(10kg~):45g程度/日
おやつの目安は食事のカロリーの10%程度が推奨されています。いちごはおやつとしてあげるため、主食をしっかり食べられるように量を調節する必要があります。また、いちごは水分を多く含んでいるため、少量でもお腹いっぱいになりやすいのが特徴です。ワンちゃんの様子を見て、量を調節しましょう。
犬にいちごをあげる時の注意点とは?
犬にいちごをあげる時には、第一にアレルギー反応が出ていないかに注意する必要があります。ほかにもあげ方など、7つのポイントを紹介します。
アレルギーに注意する
食べ物をあげる時に最も注意しなければいけないことがアレルギー反応です。
初めて食べる時は特に注意してワンちゃんの様子を見ましょう。何度か食べていてもいきなり出現することもありますので、いつもと違う様子が見られるときは動物病院を受診することをお勧めします。アレルギー反応には、皮膚症状と消化器症状があり、重症化の場合はアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。
いちごと同じバラ科のリンゴ、桃といった果物にアレルギーがあるときはいちごでもアレルギー反応を示す可能性が高くなるため、あげないようにしましょう。
キシリトールの過剰摂取に注意する
いちごにはキシリトールが含まれています。
キシリトールは、天然の甘味料の一つで、過剰摂取は急激な低血糖を引き起こします。ふらつき、震えなどの症状がみられます。
上記の量を守り、あげすぎなければキシリトールの影響を心配する必要はありません。しかし中毒になる量は個体差があるため、ワンちゃんの様子を観察する必要があります。
糖分の過剰摂取に注意する
そのままのいちごには心配するほど糖分は含まれていませんが、いちごジャムなどの加工品には糖分が多く含まれています。いちごの代わりに、いちごジャムなどの加工品をあげることはしないようにしましょう。
味付けをしない
味付けはしないようにしましょう。調味料に含まれる油分、糖分などはわんちゃんにとって過剰になってしまう場合が多いです。そのため、味付けはせずにそのままあげます。
ヘタを取り除いてあげる
ヘタは硬く、また消化に悪いので切ったりむしって取り除いてからあげましょう。
細かく切って与える
小型犬の場合は粒のまま与えてしまうとかみ砕くのが難しく、そのまま飲み込んでしまうと喉に詰まってしまう可能性があります。食べやすくするために、細かく切ってあげましょう。普段食べているドッグフードの粒の大きさ程度まで切ってあげるとワンちゃんも食べやすくなります。細かく切ってあげるのが難しい場合はすりつぶすでも大丈夫です。
下痢になることも
いちごには食物繊維や水分が多く含まれているため、多量に摂取すると下痢を引き起こしてしまう可能性があります。お腹が弱いワンちゃんはもちろん、たくさん食べさせないように気を付ける必要があります。
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いちごに含まれる栄養素とは?
いちごには様々な栄養素が含まれており、ワンちゃんの健康維持に役立ちます。ここでは大きく3つの栄養素を紹介します。
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ビタミンC
ビタミンCは免疫力を高めたり、抗酸化作用などがあります。いちごにはビタミンCが多く含まれており、100gあたりではレモンと同等のビタミンCが含まれているともいわれています。
ワンちゃんは自身の体内でビタミンCを生成できるため、外から摂取する必要性はあまり高くありません。しかしストレスが多い環境で過ごしている場合や高齢犬の場合は、消費量が上回ったり合成能力が低下するため、積極的に摂取するとよいでしょう。
食物繊維
いちごは食物繊維が豊富な食べ物で、消化を助け、便通をよくする効果があります。そのため便秘がちなワンちゃんにおすすめです。お腹が弱いワンちゃんは便が緩くなる可能性があるので、注意する必要があります。
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抗酸化物質
抗酸化物質は、体内で発生する有害な物質から細胞を保護し、健康を維持するために欠かせない役割を果たします。細胞の保護だけでなく、免疫力の向上や慢性疾患の予防、皮膚・被毛の健康維持など多方面に働きます。
積極的に抗酸化物質を摂取することで、長期的に健康を保ち、病気を予防する助けになります。
葉酸やカリウムなども!
上記の栄養素に加え、葉酸やカリウムなども含まれており、ワンちゃんの健康増進、維持に非常に役立つ食材です。
また低カロリーなので、ダイエット中のワンちゃんのおやつとしてもおすすめです。
まとめ
ワンちゃんはいちごを食べても基本は問題ありませんが、アレルギー反応や過剰摂取には注意が必要です。いちごはビタミンC、食物繊維、抗酸化物質が豊富で、免疫力向上や消化を助け、健康維持に役立ちます。ただし、与える時は味付けをせずにヘタを取り除き、細かく切ってあげることが大切です。また、いちごは水分が多いため、お腹を壊さないように適量を守りましょう。食物繊維も豊富なため、お腹が弱いワンちゃんはうんちが緩くなっていないか確認しましょう。適量は食事のカロリー10%程度で、ワンちゃんに合わせて調整しましょう。
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