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2025.10.22ブログ
犬はこたつに入っても大丈夫?安全な使い方と注意点をサロンスタッフが解説

寒い季節になると、「うちの子もこたつが好きで出てこない…」なんて飼い主さんも多いのではないでしょうか。
実は、犬がこたつに入るときには注意すべきポイントがあります。今回は、犬がこたつを安全に使うためのコツを紹介します。
目次
- ○ 犬がこたつに入っても大丈夫?
- ○ 犬がこたつを好きな理由
- ・犬がこたつを好きな理由①暖かいから
- ・犬がこたつを好きな理由②安心できるから
- ・犬がこたつを好きな理由③習性から
- ・犬がこたつを好きな理由④個体差による影響
- ○ 犬がこたつに入ることのメリット
- ・犬がこたつに入ることのメリット①体温維持がしやすい
- ・犬がこたつに入ることのメリット②リラックスできる
- ○ 犬がこたつに入るときの危険ポイント、デメリット
- ・熱中症や体温調節ができなくなる恐れ
- ・被毛・皮膚トラブル
- ・出てこられなくなる
- ・感電・やけど・誤飲のリスク
- ・こたつの中の状況が一目でわからない
- ○ 犬がこたつに入るときの安全対策
- ・設定温度を低めにする
- ・長時間こたつに入らないようにする
- ・出入りしやすいように入口を作る
- ・毛布などを使って調整する
- ・湿度・乾燥対策
- ・観察し異変に気付きましょう
- ・ケーブルカバーを付けて断線・感電・やけどを防ぐ
- ○ こたつ以外でおすすめな暖房器具
- ・犬用ブランケット・ベッド・ペットヒーター・低温ヒーター
- ・犬用防寒ウェア
- ○ まとめ
- ○ 横須賀のドッグトリミングサロンならほっと・ふぃーるど!
犬がこたつに入っても大丈夫?
結論から述べると、「犬もこたつに入って大丈夫」です。しかしこたつにはメリットデメリットがあり、安全に使わないとケガなどのリスクもあります。
この記事を読んで注意すべきポイントと安全対策を知り、素敵な冬を過ごしましょう。
犬がこたつを好きな理由
犬がこたつを好きな理由として以下の4つが挙げられます。
犬がこたつを好きな理由①暖かいから
犬は自身の体温を維持できる環境を好む傾向があります。そのため、寒すぎる室内や外の環境よりも38~39度くらいの環境であるこたつの中を好む傾向があります。
犬がこたつを好きな理由②安心できるから
冬はこたつにこもりきり、なんて飼い主さんもいるのではないでしょうか?
飼い主さんの近くにいたいから一緒にこたつにいるのかもしれません。
またこたつで毛布を使うことが多く、飼い主さんの匂いや自分の匂いが付着していたり、毛布の触り心地などからも安心感を感じている可能性があります。
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犬がこたつを好きな理由③習性から
犬は生まれながらの習性として、「暗い・狭いスペースを好む」ということが明らかになっています。こたつの中は暗く、適度に狭いため犬にとっての安全基地になっており、ニーズにぴったりなのかもしれません。
犬がこたつを好きな理由④個体差による影響
短毛犬、小型犬、シニア犬、性格として寒がりなど、犬自身の個体差によりこたつが好きな可能性があります。
特にシニア犬は自身での体温調節機能が衰えていることもあり、そういった場合に暖かさを求めてこたつが好きなのかもしれません。
犬がこたつに入ることのメリット
こたつに入ると実はメリットも。ここでは2つのメリットを紹介します。
犬がこたつに入ることのメリット①体温維持がしやすい
特に寒い寒冷地や短毛犬、寒がりの犬、シニア犬などにとっては、暖かいこたつで暖をとることができます。自分の体温を調節するためのエネルギーを減少することができるので、体力の温存に一役買います。
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犬がこたつに入ることのメリット②リラックスできる
囲まれている空間のため、安全基地と認識することもあります。集中を周りに向ける必要が減るため、安心したり、リラックスすることができます。
また飼い主さんや自分の匂いを嗅いで落ち着くこともできます。
犬がこたつに入るときの危険ポイント、デメリット
しかしこたつに入ることで危険なこともあります。デメリットを理解し、安全に使用しましょう。
熱中症や体温調節ができなくなる恐れ
犬は体温調節を肉球と舌のみで行います。そのため、熱がこもるこたつの環境下では対応上昇や熱中症になる危険性が高まります。犬の場合、体温が41度を超えると熱中症が重篤化するリスクが高まるとされています。
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被毛・皮膚トラブル
こたつの中は換気が悪く、湿度も比較的高い環境下であるため、被毛や皮膚が蒸れてしまうことがあります。そのまま放置することで、皮膚トラブルにつながる恐れがあります。
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出てこられなくなる
こたつは外側からは入りやすいですが、内側からは毛布などをあげて出なければならないため、出にくい構造といえます。
体調を崩していたり、疾患を持っている、シニア犬で足腰が弱っている場合は自力で出ることが難しいかもしれません。
感電・やけど・誤飲のリスク
こたつは、電気を通すケーブル、机の脚、またヒーターなどが備え付けられています。ケーブルを誤って噛んでしまった、ヒーターに近づきすぎた、など犬が感電・やけど・誤飲するリスクが様々あります。
こたつの中の状況が一目でわからない
犬が中にいるにもかかわらず、気にせずに足を入れてしまったら…犬がケガをする可能性もあります。またこたつの中で犬がぐったりしていたとしても、気づいてあげない限り発見することができません。犬が健康でいるためには、おうちでの様子を観察したり常に気を配る必要がありますが、こたつの中は一目で状態を確認することができません。
犬がこたつに入るときの安全対策
お家でできる安全対策を6つ紹介しています。簡単にできるものもあるのでぜひおうちで試してみましょう。
設定温度を低めにする
こたつの温度設定を下げることで熱中症のリスクを下げることができます。目安としては「人が快適だな」と感じる温度です。室温+こたつの温度で犬にとって過度な暖かさにならないように調整しましょう。犬が快適に過ごせる温度として、10度以上29.5度以下とされています。
長時間こたつに入らないようにする
犬が長時間こたつに入りっぱなしという状況は避けましょう。例えば10~15分ごとに出てもらうようにし、こたつ以外の場所で過ごせるように環境を整えましょう。
犬にとってこたつが安全基地になっている場合は、こたつ以外に安全基地を作ることで、こたつがなくなってもスムーズに移行することができます。
出入りしやすいように入口を作る
内側からも出られるように入り口を作り、出入り自由な環境を作ってあげましょう。犬がこたつの中で動きやすいようにクッションやマットを敷いて滑りづらくしてあげることもよいでしょう。
毛布などを使って調整する
こたつ内の暖かさを調節するために毛布を使うこともおすすめです。
こたつ内に犬用の薄い毛布を用意しておき、暖かくなりすぎたらその毛布から離れたり、毛布の上で寝ることができるようにしておくと犬自身で体温を調節することができます。
湿度・乾燥対策
冬は乾燥しやすく、かつこたつを使用中の部屋は乾燥しやすくなります。しかしこたつの中は換気が悪いため湿気やすくなっています。
定期的にこたつの毛布をめくり、空気の入れ替えをしたり加湿器をつけることで部屋の乾燥を対策しましょう。
室内湿度を30~50%程度に保つことで、犬の皮膚・被毛の健康維持に良い環境になります。また毎日のブラッシングと定期的なトリミングを行いましょう。
観察し異変に気付きましょう
こたつの中の状態を定期的に確認しましょう。「パンティング(激しい呼吸)」「ぐったりしている様子」「よだれが出ている」「動かない」「こたつから出ようとしてこない」といった様子が見られたら、こたつからすぐに出して涼しい場所で休ませましょう。
ケーブルカバーを付けて断線・感電・やけどを防ぐ
ペット用のコードカバーが販売されています。コードをカバーしたり、コードで遊んでいるところを見たら注意するようにし、コードに近づかないようにしつけましょう。
こたつ以外でおすすめな暖房器具
こたつが便利な暖房手段である一方、用途・使い方によっては別の暖房を併用したほうが安全・快適なこともあります。以下、おすすめのアイテムを紹介します。
ここで紹介しているアイテムはすべてペットショップやオンラインショップで購入することができます。
犬用ブランケット・ベッド・ペットヒーター・低温ヒーター
洗える素材、低温ヒーター付き、滑りにくい側面など、犬に配慮した作りになっているブランケットやベッドが販売されています。特に寒がりの犬には犬用の低温ヒーターがついたベッドを使用することで、安全に快適に過ごすことができます。
また床に敷いて使用するペット専用のヒーターを使用することで、こたつよりも空気がこもりにくく犬が自由に出入りできる暖房空間を作ることができます。
犬用防寒ウェア
短毛犬や毛が抜けてしまっている犬、シニア犬は寒い時期にお洋服を着ることで体温維持をサポートすることができます。
薄手のセーターや手足が出ているジャンパーなど、様々な種類のものが販売されているので愛犬に合ったサイズ・素材のものを購入しましょう。
まとめ
犬がこたつを好むのは、暖かさや安心感、狭く暗い空間を好む習性によるものです。ただし長時間の利用は熱中症や皮膚トラブルの原因に。温度を低めに設定し、出入りしやすくして安全に使いましょう。ペットヒーターやブランケットも活用して快適な冬を過ごしましょう。
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