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2023.03.28ブログ
愛犬の歯みがきに挑戦しよう!歯みがきの方法や口腔トラブルを紹介!
愛犬の口腔ケアはお手入れの中でも重要なポイントです。放っておくと歯周病をはじめとする健康にかかわる病気になる可能性があります。歯ブラシで磨くだけでなく、歯みがきシートや歯みがきジェル、指やブラシを使ってみることでストレスなく口腔ケアをすることができます。毎日の歯みがきやチェックで愛犬の健康を守りましょう。
目次
- ○ 愛犬の口腔ケアって必要?
- ○ 犬の口腔の病気
- ○ 愛犬の口腔ケアの道具を用意しよう
- ○ 愛犬の歯みがきにチャレンジしてみよう!
- ○ 愛犬の口腔ケア方法
- ○ 愛犬の口腔がこんな場合は注意!
- ○ まとめ
愛犬の口腔ケアって必要?
犬も人と同じように毎日食事をとっているため、口腔ケアをする必要があります。
犬は人よりも歯垢が歯石に変わりやすく、歯周病になる確率が非常に高いため、日々のケアが大切になります。また、食べかすが残りやすいものを常食しているため、口の中に残っていたり、毛づくろいで皮膚を舐めた際に細菌が侵入してきたりし、口腔内は様々な細菌や汚れが潜んでいます。口腔のケアを怠ると、日々の生活の質の低下だけでなく、病気になることもあります。
犬の口腔の病気
犬の口腔の病気で最も多いのは歯周病です。
歯周病とは歯とその周囲の炎症を総称したものです。食べかすを放置しておくと歯垢になり、この歯垢に存在する細菌が歯周病の原因になります。歯周病は歯周病菌による影響が出ている範囲により症状が変わります。初期は自覚症状がありませんが、症状が進むと歯がぐらぐらしたり歯ぐきからの出血がみられます。
食事をよくこぼしたり片側だけの歯で噛んでいる、口を地面にこすりつけていたりすると歯周病の疑いがあるため、愛犬の行動をよく観察してみましょう。
愛犬の口腔ケアの道具を用意しよう
定期的に病院に行き、歯石がついていないかチェックし、歯石を取ってもらうことも大事ですが、歯周病ケアはおうちでの歯みがきが大切になります。一日に一回、歯みがきする習慣をつけていきましょう。
日々のお手入れをするために歯ブラシ、デンタルシート、歯みがきジェルを用意しましょう。ほかにも歯みがきおやつや歯みがきおもちゃ、デンタルフードなどもありますが、歯垢を落とすためには歯みがきが効果的です。デンタルケア用品はペットショップやオンラインショッピングで購入することができます。
愛犬の歯みがきにチャレンジしてみよう!
デンタルケア用品を準備できたら、愛犬の歯みがきにチャレンジしてみましょう。
歯みがきしたことないコにいきなり歯ブラシを口に入れてしまうと嫌がられてしまう可能性があるため、少しずつ慣らしていくようにしましょう。最初は歯ブラシよりもデンタルシートや指歯ブラシを使うことをお勧めします。デンタルケア用品は水にぬらして使用するようにしましょう。
歯みがきジェルのフレーバーに反応して噛んでしまうコはジェルをつけずに歯ブラシを水にぬらした状態で行ってみましょう。
まず表面を磨くために上唇をめくり歯ブラシを少しずつ動かして磨きます。毛先が適度にたわんでいる力加減で磨いていきましょう。
次に歯の裏側を磨くために人差し指と親指で犬歯の後ろを持ち上げ口を開けます。裏側は磨きにくいため力が入りやすいですが、強くこすると出血したり嫌がったりするので、力を入れすぎないように注意しましょう。
口元を触られたりつかまれたりすることに慣れていないコは口元に触ったり上唇をめくるトレーニングから始めていくとよいでしょう。
愛犬の口腔ケア方法
どうしてもお家で歯みがきさせてくれないワンちゃんは定期的にトリミングサロンや動物病院で歯磨きしてもらいましょう。「歯みがきなんてめんどくさい…」「たかが歯みがき…」と思っていると、シニア期になったときに固形のごはんが食べづらくなってしまったり口臭がひどくなってしまいます。
定期的に歯みがきすることに加えて歯みがきできるおやつをあげるとよいでしょう。しかし磨きすぎもよくないので、歯みがきは多くても1日1回を守りましょう。
体質や個体差、食べているものによって毎日歯みがきしていても歯石のできやすさや歯垢のたまりやすさは変わってきます。
飲み水に混ぜるマウスクリーナーといった商品をはじめ、様々な商品が売られています。ペットショップなどで生活に合ったものを探してみるのもおすすめです。
愛犬の口腔がこんな場合は注意!
歯周病になると歯石の付着がみられます。そのため、愛犬の歯に歯石ができていたら一度病院に行きとってもらいましょう。
歯石がついていなくても、食欲がなくなったり口臭がきつくなった、歯茎が赤くはれていたりしたらかかりつけの病院で一度見てもらうことをお勧めします。また、片側で噛んでいたり、頭を良く振るようになったりした場合も歯周病を疑いましょう。口の中に違和感があるとこのような行動をとることがあります。
歯周病が進行すると顎の骨が融解され、下顎骨が骨折することがあります。食べるたびに痛みを訴えていたり口が開きづらい様子があったら顎に影響が出ている場合があります。
まとめ
犬は歯周病の原因となる歯石になりやすく、初期は自覚症状がないため、様子がおかしかったり口臭がきつくなったと感じたら口腔内を一度チェックしてみましょう。歯周病は放っておくと重篤な病気につながります。そのため、日々のホームケアが大切になります。無理のない範囲で毎日歯みがきする習慣をつけましょう。歯みがきが難しいコは歯みがきおやつやおもちゃを使い、定期的に病院に行くようにしましょう。
ほっと・ふぃーるどでは、オプションに歯磨きをご用意しています。歯みがきが苦手であまりうまくできなかったり、やらせてもらえない場合は施術時に歯磨きできますので、お預かりの際にご相談ください。
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