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2023.04.10ブログ
犬の抜け毛の原因と対策|換毛期のブラッシングとシャンプー方法

犬の抜け毛は換毛期だけでなく、ストレスや病気、栄養不足でも起こります。ブラッシングやシャンプー、レーキングなどの正しいお手入れ方法で抜け毛を減らし、皮膚・被毛の健康を守るポイントを詳しく解説します。
目次
- ○ 犬の毛が抜ける季節と換毛期
- ・一年に二回訪れる換毛期とは?
- ・ダブルコートとシングルコートで抜け毛の違い
- ・どの犬種が特に抜けやすいか
- ○ 犬の毛が抜ける主な原因
- ・ストレスによる抜け毛
- ・病気や皮膚トラブルによる抜け毛
- ・栄養不足による抜け毛
- ○ 犬の抜け毛を放置すると
- ・放っておくとダニの増殖に!
- ・通気性が悪くなり、雑菌が繁殖!
- ・飼い主さんのアレルギーの原因に!
- ○ 犬の抜け毛の対策とお手入れ方法
- ・ブラッシングで下毛を取り除く
- ・シャンプーで毛と皮膚の清潔を保つ
- ・レーキングで効率よく下毛処理
- ○ まとめ
- ○ 抜け毛ケアなら横須賀のトリミングサロン「ほっと・ふぃーるど」!
- ・換毛期のお手入れも行っております♪
- ・皮膚トラブルが気になるコはぜひ一度ご相談ください
犬の毛が抜ける季節と換毛期

犬の毛の抜けやすい時期をご存じですか?
換毛期といって、一年に二回訪れます。
稀に皮膚疾患などの病気による抜け毛の可能性もあります。換毛期ではない時期に毛が大量に抜け落ちるようだったら一度病院を受診することをお勧めします。
一年に二回訪れる換毛期とは?
犬の毛は春と秋に換毛期と呼ばれる期間、下毛が生え変わります。特にダブルコートの犬種(チワワ、ポメラニアン、ミニチュアダックスフンドなど)はフワフワとした下毛が抜けやすく、この時期は特に毛のケアが重要です。
ダブルコートとシングルコートで抜け毛の違い
犬は上毛だけをもっているシングルコートと、下毛と上毛の二層構造の被毛をもっているダブルコートの犬種に分けられます。
ダブルコート:上毛と下毛の二層構造。換毛期に下毛が大量に抜ける
犬種:チワワ、ポメラニアン、ミニチュアダックスフンド、柴犬、パグなど
シングルコート:上毛のみ。抜け毛は少なめだが、日常的なお手入れは必要
犬種:トイ・プードル、ヨークシャーテリア、マルチーズなど
どの犬種が特に抜けやすいか
柴犬、パグなど、見た目は抜け毛が少なそうでもダブルコートの場合は換毛期のケアが必要です。トイ・プードルやマルチーズなどのシングルコートは抜け毛は少なめですが、ブラッシングで毛玉予防や皮膚チェックを行いましょう。
👉トイ・プードルの毛の退色を防ぐにはー犬の毛の退色は戻るの?ストレスが原因?ー
犬の毛が抜ける主な原因
換毛期以外にはどのような原因があるのでしょうか?
加齢によるもののほかに病気によるものもあるので、いきなり抜け毛がひどくなった場合には病気の可能性を疑い、動物病院に受診しましょう。
ストレスによる抜け毛
ストレスを感じると舐める、むしるなどの行動を起こし、局所的な脱毛がみられることがあります。また、人の円形脱毛症のように特定の部位の抜け毛がひどい場合にもストレスによるものの可能性があります。飼育環境や生活環境の見直しにより改善することができます。
病気や皮膚トラブルによる抜け毛
毛が抜ける病気としては皮膚疾患やアレルギー性疾患、感染症、内分泌疾患などが挙げられます。遺伝によるものもあります。
また、黒い毛だけが抜けてしまう場合には黒色被毛毛包形成不全という病気の可能性があります。メラニン色素の形成・沈着に異常が起こることで黒色の被毛のみ抜けてしまう病気です。黒色ではなく、淡色の色の毛だけが抜けてしまう淡色被毛脱毛症もあります。
身体の赤みやフケ、ダニ・ノミの有無を日常的にチェックしましょう。
👉犬のアレルギー性皮膚炎とは?原因や症状、治療方法について紹介します
栄養不足による抜け毛
毛の成長に必要な亜鉛やビタミン、アミノ酸などが不足してしまうことで脱毛してしまう場合があります。ストレスでもない、病気でもない、換毛期でもない場合には栄養不足も疑われます。栄養が偏らないようにおやつのあげすぎや偏食などには気を付けましょう。
👉犬は大根食べれる?白菜は食べれる?量や調理方法を紹介します
犬の抜け毛を放置すると
放っておくとダニの増殖に!
換毛期で抜けた毛をそのまま放置してしまうとダニの増殖につながります。
ダニは犬にとって有害なだけでなく、飼い主さんの健康にも悪影響を及ぼします。
ダニの見分け方や対策について、下記の記事で詳しく解説しています。
👉犬のダニ(ミミダニ)の対処法とは?見た目は?フンの見分け方とは?
通気性が悪くなり、雑菌が繁殖!
抜けた下毛を取り除かずそのままにしておくと皮膚の通気性が悪くなり、雑菌が繁殖しやすくなります。特に湿度が高くなる梅雨~夏は注意が必要です。雑菌の増殖は皮膚炎の原因にもなります。皮膚炎になると、痒がったり脱毛といった症状が出るため、皮膚炎にならないように対策する必要があります。
飼い主さんのアレルギーの原因に!
換毛期で抜ける下毛はフワフワとしているため、ワンちゃんが動くたびに空気中に舞い、ハウスダストの原因になります、ハウスダストアレルギーを引き起こしたり、犬アレルギー症状につながる可能性もあります。
犬の抜け毛の対策とお手入れ方法

抜け毛対策には日々のお手入れに加えて、トリミングサロンや動物病院で行う方法があります。毛が抜け落ちる時期以外でも定期的にシャンプーしてあげるようにしましょう。
ブラッシングで下毛を取り除く
・ブラッシングをすることで、抜けかけの毛をキャッチすることができ、部屋の清潔を保てる
・ブラッシングにより、血行の促進や皮膚被毛の健康維持につながる
・日常は2~3日に1回、換毛期は毎日行うことで毛の生え変わりをサポート
ブラッシングに必要な道具はペットショップやオンラインショップで購入することができます。
ブラッシングの方法や道具などは下記のブログで解説しています。
👉犬のブラッシングのやり方とは?効果や道具、子犬のブラッシングについて紹介します
シャンプーで毛と皮膚の清潔を保つ
シャンプーはブラッシング後に行うことで、抜け毛を効率的に取り去ることができます。
しかし換毛期は抜け毛が多いので、お家で洗う際は必ずブラッシングしてからシャンプーをしましょう。無駄な毛が多いとシャンプー剤の泡立ちが悪くなり、余分な皮脂や汚れを取り除く効果が弱まってしまいます。
また、流した際に排水溝に毛が詰まり掃除が必要になります。そのため、トリミングサロンにお願いすることも検討してみましょう。
レーキングで効率よく下毛処理
トリミングサロンや動物病院で抜け毛の処理をしてもらう方法もあります。トリミングサロンや動物病院ではレーキングという専用のナイフを使って下毛を取り除く施術があります。丸刈りやサマーカットといったカットよりも被毛を残すことができ、紫外線の影響を軽減することができます。
シャンプーと一緒にトリミングサロンや動物病院で施術してもらうとよいでしょう。
まとめ

犬の抜け毛には換毛期、ストレス、病気、栄養不足などさまざまな原因があります。
日常的にブラッシング・シャンプーをすることで下毛を取り除き、皮膚被毛の健康を守ることができます。おうちでのお手入れが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院の利用を検討しましょう。
また、トリミングサロンや動物病院ではレーキングという専用の道具を使って下毛を効率的に取り除くことができる施術があります。利用を検討してみるのもいいでしょう。
抜け毛ケアなら横須賀のトリミングサロン「ほっと・ふぃーるど」!
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ぜひ以下のリンクからメニューや施術までの流れをご覧ください♪
換毛期のお手入れも行っております♪
当店では抜け毛に対して以下のアプローチをとっております
①シャンプー前のブラッシング
当店ではシャンプー前に必ずブラッシングをすることで汚れを落とし、根元まで水が通るようにアプローチ。
②沐浴(湯舟)につかりながらのシャンプー
湯船につかることで、毛を柔らかくほぐしながら根元までしっかり洗うことができます。
③マイクロファインバブルのシャワーヘッド
当店ではマイクロファインバブルのシャワーヘッドを採用しており、根元まで水をしっかりと届けます。2回シャンプーすることで、しっかりと汚れを落とすことができます。
④ブロワーを併用
ブロワーを併用することで、大風量で根元までしっかりと乾かしています。しっかりと乾かすことで、皮膚トラブルの予防に努めています。
皮膚トラブルが気になるコはぜひ一度ご相談ください
当店では様々なシャンプーをご用意しております。シャンプーの持ち込みももちろんOK!オゾンシャワーや保湿など、皮膚トラブルに悩む飼い主様、ワンちゃんに寄り添ったサロンでございます。
お悩みを抱える飼い主様、ぜひ一度ご相談ください。
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