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2023.10.02ブログ
気になる愛犬の睡眠!睡眠時間は?寝る時間はいつ?
犬の睡眠が人と違うことをご存じでしょうか?平均睡眠時間から眠り方、覚醒状態の長さも違うんです。日中元気に動くために大切な睡眠。どうすれば愛犬が快適な睡眠がとれるのか、どんな環境を好むのか知りましょう。一緒に寝ている飼い主さんは必見の記事です。
目次
- ○ 犬の睡眠時間はどれくらい?
- ・犬はこまめに起きる!
- ・平均睡眠時間は12~15時間!
- ・物音で起きやすい!?
- ○ 愛犬にとって寝やすい環境を作ろう!
- ・ベッドの場所は?
- ・ベッドの数は?
- ・ベッドはどんなのがいいの?
- ・寝床の位置はなるべく変えない!
- ○ 飼い主さんと一緒に寝るのは大丈夫なの?
- ○ 犬の睡眠がいつもと違う時は体調不良の疑い
- ・体調不良かも?
- ・生活環境の変化
- ・どこかを痛めている可能性が!
- ○ まとめ
犬の睡眠時間はどれくらい?
愛犬の睡眠時間や睡眠のとり方は実は人間と全然違うんです!
犬の睡眠について解説していきます。
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犬はこまめに起きる!
人は1回に7~8時間眠り続けます。しかし犬は1日中寝たり起きたりを繰り返す「多相性睡眠」で睡眠をとっています。また、警戒しながら寝るという習性が備わっているため、浅く短く眠るという睡眠のとり方をします。そのため、昼も夜も寝ていることがあります。
平均睡眠時間は12~15時間!
犬は人と比べて睡眠時間が長いです。犬の1日の平均睡眠時間は子犬が約18~19時間、成犬になると約12~15時間、シニア犬が約18~19時間といわれています。シニア犬になると寝ている時間が長いと感じる飼い主さんが多いと思います。成犬に比べると睡眠時間が長くなるのに加え、活動的でなくなることがおおいため、そのように感じるようです。
「うちのコはそんなに寝てないよ!?」と思った飼い主さんもいると思います。お留守番しているときや見ていないときに寝て過ごしていることが考えられるので、気になる場合はお留守番カメラを置いてみるなどしてチェックしてみましょう。
物音で起きやすい!?
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」をご存知でしょうか?「レム睡眠」とは身体は休んでいるが、脳が起きている状態、「ノンレム睡眠」とは脳も身体も熟睡している状態のことを指します。人の睡眠はこの2つを90分ごとに繰り返し、比率はレム睡眠が20%で、ノンレム睡眠が80%になっています。
ワンちゃんも同様にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していることが明らかになっています。しかし、レム睡眠が80%、ノンレム睡眠が20%と割合が大きく変わります。つまり、ほとんどの時間が眠りの浅いレム睡眠なのです。眠りが浅いため、物音に反応し起きてしまうことがあります。
起きやすいため、可愛くても寝ている途中に頭をなでたりするのは控えましょう。
愛犬にとって寝やすい環境を作ろう!
愛犬にとって寝やすい環境を作ってあげることで、心地よい睡眠をサポートすることができます。しっかりと質の良い睡眠をとらないと活動にも影響が出てきてしまいますし、体調を崩しやすくなってしまいます。
ベッドの場所は?
寝床は落ち着ける場所に設置しましょう。人の行き来が多い場所や扉付近、テレビなどの光や音の刺激が強いモノの近くは避けます。性格が臆病なコだったり、不安になりやすいコは外からの音や光に敏感です。玄関や窓から離してあげるとよいでしょう。
また、トイレと寝床は別々にしましょう。犬はキレイ好きなため、近くに置かずに少し離れたところに寝床を設置しましょう。
ベッドの数は?
寝床の数は一つである必要はありません。扉や廊下など、人が多く通る場所は避けて何か所かに用意するとよいでしょう。犬は一か所で長く寝るという寝方をしないので、様々な場所に設置しておいてあげると、心地よく寝たいときに寝ることができます。
ベッドはどんなのがいいの?
さまざまなタイプのベッドがあると、気分や体調に合わせて愛犬自身で選ぶことができます。市販されている犬用のベッドをはじめ、タオルを何枚か敷いた寝床やドームタイプのベッドまたは「クレート」と呼ばれるハウスがあるとよいでしょう。犬は野生で生きていたころの名残で、狭くて暗いところを好みます。狭すぎると窮屈に感じてしまうので、中で一周回れるほどの広さは必要です。成長や愛犬のサイズに合ったベッドやクレートを用意しましょう。
寝っ転がったときに床が固いと関節を痛めてしまったり床ずれを起こす場合があります。寝床はふかふかにしましょう。
寝床の位置はなるべく変えない!
お家の中でも寝床が活動の拠点、自分の縄張りになります。寝床をころころ変えてしまうと、そのたびに寝方やに周りの確認をしなければならないため、愛犬がそこで眠るのに時間がかかってしまうことがあります。なるべく寝床は動かさないようにしましょう。
飼い主さんと一緒に寝るのは大丈夫なの?
飼い主さんと一緒に寝ること自体には問題ありません。しかし、飼い主さんや愛犬がしっかりと睡眠をとれない場合は一緒に寝ることをお勧めしません。
また、ずっと一緒に寝ると、「一緒に寝ること」が愛犬にとって当たり前になってしまいます。仕事や災害をはじめとした、やむを得ない場合でバラバラになってしまう際に寝れなくなってしまったりストレスを感じてしまう可能性があります。毎日一緒に寝るのではなく、ご褒美として一緒に寝たり、しっかりしつけをしたうえで一緒に寝るようにしましょう。
犬の睡眠がいつもと違う時は体調不良の疑い
「いつも寝ているはずなのに全然寝てない…」「いつもより寝ている時間が長いかも…」と感じたとき、以下の可能性を疑いましょう。睡眠以外にも違和感を感じた場合はかかりつけの動物病院に行きましょう。
体調不良かも?
体調不良の場合、睡眠時間が長くなることがあります。元気がない、食欲不振など、睡眠以外にも違和感や異変を感じたら動物病院に行きましょう。
また、栄養不足によって睡眠時間が長くなることもあります。日ごろの食生活を見直すと改善がみられることがあります。お菓子ばかりで栄養が偏っていないか、食事量は足りているかなど見直してみましょう。
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生活環境の変化
引っ越し、家族が増えたなど大きな変化が起きたときや散歩の時間が長かった、たくさん遊んだ日などは睡眠時間に変化が生じることがあります。長く眠る日が続いている場合は何か変化がなかったか、ストレスを感じていないか思い返してみましょう。
どこかを痛めている可能性が!
もしかしたらどこか身体を痛めている場合があります。関節などどこかに痛みが生じていると立ち上がるのを嫌がるため、ずっと寝ていることがあります。起き上がったときに姿勢を確認したり、触って嫌がったりしないか確かめましょう。いつもと違う動き方をしたり、触って嫌がったり怒ったりするときはかかりつけの動物病院に行きましょう。
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まとめ
今回は犬の睡眠について解説しました。犬の睡眠は基本的に浅く短く、寝たり起きたりを繰り返します。寝る場所は光や物音の刺激がない場所を選び、ドーム型のベッドを置くなどして暗い寝床も用意してあげましょう。
いつもと睡眠時間が違うと感じる日が続いた場合は体調不良や怪我の可能性があります。かかりつけの動物病院に相談しましょう。
寝る場所や寝床は愛犬の好みが関係します。やわらかいクッションやビーズのクッションなど、様々なものを用意して好みを知るのもおすすめです。
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