-
Blog
-
Blogブログ
Blogブログ
2024.04.17ブログ
なんか臭い?気になる愛犬のにおいを軽減する方法とにおいの元について解説!
「なんか独特のにおいがする?」「お散歩から帰ってきたらいつも気にならなかったのにお家のにおいが気になる…」そんな経験はありませんか?実はワンちゃんも人間と同じようににおいを発しています。においを完全に消すことはできませんが、においを軽減することはできます。においの原因を知り、におい対策をしてみましょう。
目次
- ○ なんか臭い?愛犬のにおいの原因とは?
- ・①汗のにおい
- ・②排せつ物のにおい
- ・③肛門腺のにおい
- ・④耳のにおい
- ・⑤お口のにおい
- ・⑥皮膚のにおい
- ○ 犬のにおいを軽減する方法
- ・①定期的なシャワー
- ・②適切な食事の管理
- ・③歯のケア・口腔ケア
- ・④耳の清潔を保つ
- ・⑤環境を整えよう
- ・⑥専用の消臭剤を使おう
- ○ 愛犬は年を取るとにおいが濃くなる?
- ○ 犬種によって犬のにおいの強さは変わる?
- ○ まとめ
なんか臭い?愛犬のにおいの原因とは?
お散歩からお家に帰ってきたとき、お出かけからお家に帰ってきたとき、「なんかにおいがするな?」と思った経験があるのではないでしょうか?
人に体臭があるのと同様に、ワンちゃんにも体臭があります。ここでは「なんかにおいがするな?」の原因を6つ紹介します。
①汗のにおい
ワンちゃんにはエクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺があります。エクリン腺は主に足の裏にある汗腺で、さらっとした無色無臭の汗を排出します。アポクリン腺は身体全体にある汗腺で、においのもとになるたんぱく質や脂質を含んだ汗を排出します。ワンちゃんは全身を毛でおおわれているため、皮脂や汚れが根元にたまりやすくなっています。ワンちゃん特有の獣のようなにおいは、アポクリン腺から排出された汗に皮脂や常在菌、汚れが付着、混ざりあうことで発生します。
②排せつ物のにおい
お留守番しているときや雨の日はおうちでおトイレをするでしょう。排せつ物をなるべく早く片付けないと、においがお家についてしまったり、排せつ物を踏んでしまうことで被毛や皮膚、肉球に付着してしまいにおいがついてしまいます。また、おしりに付着したままになってしまうと皮膚に悪影響があったりこびりついたりしてしまいます。特に下痢をしてしまった場合はお尻についていることや踏んでしまってベッドについていたなんてこともあるでしょう。下記の記事では下痢の原因や症状について詳しく解説しています。
③肛門腺のにおい
肛門腺という言葉は一度は聞いたことがあるはず。肛門腺とは肛門の左右にあるにおい袋のことです。肛門腺の分泌液はにおいや形状が一頭一頭違うため、分泌液で相手を認識しているといわれています。肛門腺の分泌液は独特のにおいがあるため、排せつ物と一緒に排出されたときだけでなく、肛門腺絞りをしなかったときにベッドなどについてしまうことでにおいがついてしまいます。
④耳のにおい
「耳のにおいなんてあるの?」と思われがちですが、特に垂れ耳のワンちゃんは通気性が悪く、蒸れやすいため、たまった耳垢や油分からにおいが発生しやすくなっています。
日本は多湿な気候のため、湿気などで蒸れて雑菌が繁殖しやすく、炎症を起こす可能性があります。また、シャンプー後などは耳垢腺からの油分が増えがちです。
チワワや柴犬のような立ち耳の犬種は通気性が良く蒸れにくいですが、垂れ耳の犬種は通気性が悪いので、お手入れする必要があります。
⑤お口のにおい
ワンちゃんのお口も人と同じように無臭ではありません。しっかりケアをしてあげないと虫歯になってしまったり、歯茎に穴が開いてしまったりします。
お口のにおいは主にごはん、おやつが混ざったにおいや歯垢のにおい、唾液のにおいから発生します。
また、お口の近くに食べかすが付着したままになっていると雑菌が増えてしまい、においの元になってしまいます。
下記の記事では歯磨きについて解説しています。
⑥皮膚のにおい
犬が皮膚の問題を抱えている場合、それがにおいの原因になることがあります。皮膚感染症や皮膚の炎症、または皮脂の過剰分泌などが挙げられます。
皮膚の病気について、下記の記事で詳しく解説しています。
犬のにおいを軽減する方法
残念ながらどんなに気を使ってもにおいをゼロにすることはできません。しかし軽減することはできるので、軽減できるようにお家で実践してみましょう。ここでは6つのにおいを抑える方法を紹介します。
①定期的なシャワー
犬を定期的にシャワーで洗うことで、皮膚や被毛の清潔さを保ちます。しかし、過度な洗浄は皮膚のバリアを傷つける可能性があるので、適度な頻度で行いましょう。毎日洗うと洗いすぎになってしまうので、2~4週間に1回を目安にシャンプー・保湿をします。
②適切な食事の管理
犬の食事には栄養バランスが重要です。良質なドッグフードを与え、適切な栄養を摂取させることで、体臭や口臭を抑える助けとなります。
ドッグフードで口臭が起きている場合、消化不良を起こしている場合があります。特に野菜や穀物を多く含むドッグフードで消化不良を起こしやすいため、口臭がひどいと感じたときはごはんを変えてみるのもよいかもしれません。フードを変える際は一気に変えるのではなく、今のごはんと新しいごはんを混ぜて少しずつ新しいごはんを増やします。
③歯のケア・口腔ケア
食事に気を付けるのと一緒に歯みがきにも挑戦してみましょう。歯みがきできないというワンちゃんは歯みがきガムなどもあります。ペットショップやオンラインサイトでも購入できるので、愛犬に何があっているのか試してみましょう。
下記の記事で歯磨きについて解説しています。歯みがきの仕方や何を買えばいいのか参考にぜひお読みください。
④耳の清潔を保つ
耳の清潔を保つことも重要です。定期的に耳の中を清掃し、耳垢や汚れを取り除きます。また、耳の感染症や耳ダニなどの予防にも効果的です。
耳の掃除をする際は強くこすらずに耳かきや綿棒は使わないようにします。ペットショップやオンラインサイトで購入できるイヤークリーナーやイヤーローションを使いましょう。最初はコットンや耳ふき取りシートを使うのもおすすめです。
耳垢や耳掃除について下記の記事で詳しく解説しています。
⑤環境を整えよう
洗えるものはこまめに洗いましょう。また、においがついてほしくないものはワンちゃんが触れないようにしたり部屋を分けるなど工夫することが大切です。
特にワンちゃんが頻繁に使うベッドやおもちゃなどもこまめに洗うことで皮脂や汚れがこびりつくことを防ぐことができます。
⑥専用の消臭剤を使おう
犬用の消臭スプレーや消臭シャンプーなどの専用の消臭剤を使用することも有効です。ただし、肌や被毛に優しいものを選びましょう。
ワンちゃんに直接かけてはいけません。かけた箇所をなめてしまったりすぐに使っても大丈夫なように安全性の高いものを使用しましょう。消臭スプレーにもさまざまタイプがあるため、愛犬や暮らしに合ったものを探してみましょう。
愛犬は年を取るとにおいが濃くなる?
シニア期に入ってからにおいがきつくなったと感じる飼い主さんもいるのではないでしょうか?ワンちゃんも人間と同じように加齢臭が生じるとされています。また、踏ん張る力が弱まるため、肛門腺の分泌液がたまりやすくなり、それがにおいの原因になるともいわれています。
今までと同じ頻度でシャンプーすると、体に負担になってしまうため、シャンプーの代わりに体を拭いてあげるようにし、肛門腺を自分で排出しにくくなっているワンちゃんには肛門腺絞りをしてしてあげるとよいでしょう。肛門腺絞りの方法については下記の記事で詳しく解説しています。
犬種によって犬のにおいの強さは変わる?
犬種によってにおいの強さが変わるのではと考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。においは汗、皮脂の分泌や耳垢、お口のにおいなどから生じるため、犬種によってにおいの強さが変わるということは大きくはないと考えられます。しかし、汚れが溜まりやすい犬種はにおいが強くなりやすいともいえるでしょう。特にパグやブルドッグなど、皮膚が重なり合っている部分が多い犬種はにおいが強く出やすいといえます。また、シングルコートよりもダブルコートのほうが毛の密集率が高いため、皮脂などの汚れが溜まりやすいでしょう。シングルコートとは下毛がなく、上毛だけの被毛のことです。比べてダブルコートは下毛、上毛がある被毛のことです。
シングルコート・ダブルコートについて下記の記事で解説しています。
まとめ
愛犬のにおいの原因は、汗や排せつ物、肛門腺、耳、口、皮膚など様々です。においを軽減する方法としては、定期的なシャワー、適切な食事管理、歯のケア、耳の清潔を保つこと、環境の整え方、専用の消臭剤の使用が挙げられます。犬が年を取るとにおいが濃くなる可能性があり、犬種によってもにおいの強さは異なりますが、基本的には定期的なケアや清潔さを保つことが重要です。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- ブログ2024年11月27日犬の乾燥対策!乾燥肌状態を知って肌悩みを解決!
- ブログ2024年11月13日愛犬のしゃっくりを止めるには?原因や対応法を解説!
- お知らせ2024年11月3日ペット用酸素室【オーツーペット】導入いたしました♪
- ブログ2024年10月30日愛犬と室内遊びをする際の危険性とは?注意すべきことを解説!
シェアする