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2025.03.26ブログ
犬に蚊取り線香は大丈夫?人間用との違い、食べた場合の対処法は?

暖かくなると気になるのが虫。蚊取り線香を使って虫よけしたいと考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。蚊取り線香にもペット用、人間用があったり、虫よけにも種類があり迷いますよね。この記事では、蚊取り線香を犬がいる空間に使って大丈夫なのか、誤飲してしまったときの対処法について紹介します。
目次
- ○ 蚊取り線香とは?
- ・短頭種は煙に弱いので注意が必要!
- ○ 犬も虫よけが必要なの?
- ○ 犬と蚊取り線香を使う時の注意点
- ・①換気する
- ・②火事に注意する
- ・③犬が届かないところに置く
- ・④アレルギー反応に気を付ける
- ○ 犬が蚊取り線香を食べてしまったときは?
- ○ 犬の虫よけグッズの選び方とは?
- ・ペット専用のものを選ぶ
- ・電気蚊取り線香を選ぶ
- ・犬が誤飲しても大丈夫なものを選ぶ
- ・香りが強いものは避ける
- ○ まとめ
蚊取り線香とは?
蚊取り線香はほとんどの場合、ピレトリンや、ピレスロイドといった天然の防虫菊から分泌される成分で作られています。この成分は哺乳類にとって無害であるとされており、ワンちゃんの健康にも大きく悪影響を及ぼす心配は少ないとされています。そのため蚊取り線香の煙を少量吸ってしまっても大丈夫とされています。
短頭種は煙に弱いので注意が必要!
多少煙を吸っても問題ないのですが、シーズーやパグなど、鼻が短い犬種は呼吸器が弱いため、煙を吸わないように気を付ける必要があります。煙を吸い込むことで、呼吸が苦しくなってしまう可能性があります。
犬も虫よけが必要なの?
犬は野生で生きていたから虫よけの必要がないと考える飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかし蚊はフィラリアを媒介したり、蚊だけでなくノミやダニなども草むらにひそみ、犬の血を吸います。虫よけしないと虫刺されによる痒みだけでなく、皮膚状態が悪化したりこれらの病気にかかる可能性があります。
犬と蚊取り線香を使う時の注意点
おうちでワンちゃんと一緒に蚊取り線香を使う時は注意すべきポイントが4つあります。飼い主さんが気を付けるだけで、ワンちゃんの健康や安全に配慮することができるため、知っておきましょう。
①換気する
締め切った部屋では使わないようにし、換気をしましょう。短頭種は煙に弱いため必ず換気をする必要がありますが、その他の犬種、飼い主さんも煙を吸いすぎると体調が悪くなってしまうことがあります。
②火事に注意する
蚊取り線香は電気タイプと実際に火をつけるタイプがあり、特に火をつけるタイプの蚊取り線香は注意が必要です。燃えやすいものを近くに置かないようにしましょう。
③犬が届かないところに置く
犬の手が届く場所に置いてしまうと、誤飲の元になるだけでなく、やけどや倒してしまうことによる火事のもとになってしまう可能性があります。そのため犬が届かないところに置く必要があります。また机の上に置いたときに下に布が敷いてあるとその布を引っ張り落とす、といったこともあるかもしれません。事故を防ぐためにできる限りの対策をすることが大切です。
④アレルギー反応に気を付ける
自然由来の成分でできていますが、稀にアレルギー反応が出る可能性があります。初めて使う時は特に犬の様子を観察し、体調の変化があった際はすぐに使用を中止し動物病院を受診しましょう。
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犬が蚊取り線香を食べてしまったときは?
犬が誤って蚊取り線香を食べてしまったときはまず口の中に残っていないか、口がやけどしていないかを確認しましょう。口の中に残っていた場合は取り除きます。動物病院に連絡し、なるべくはやく受診することが大切です。蚊取り線香の成分表を持参すると適切な治療につながります。
犬の虫よけグッズの選び方とは?
犬の虫よけグッズを選ぶときに注意すべきポイントを4つ紹介します。
ペット専用のものを選ぶ
設計やにおいに配慮したペット用蚊取り線香も販売されています。オンラインショップやペットショップで購入することができるので、一度見てみましょう。
電気蚊取り線香を選ぶ
火をつける代わりに電気の熱を使用する「電気蚊取り線香」も販売されています。「ずっとワンちゃんと同じ空間にいることができない」「お留守番中も蚊取り線香を付けておきたい…」といったときにぴったりです。
マット式、液体式がありますが、どちらも電気の熱が発生するため、機械が熱くなります。ワンちゃんが触らないように対策する必要があります。またコードを噛まないようにカバーを付けたり策を設置し対策しましょう。
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犬が誤飲しても大丈夫なものを選ぶ
自然由来で口に入っても大丈夫なものを選びましょう。蚊取り線香だけでなく、虫よけスプレーなど虫よけグッズの中には誤飲すると中毒症状を引き起こす恐れのあるものもあります。必ずパッケージを確認し、体内に入っても大丈夫なものかを確認する必要があります。
香りが強いものは避ける
犬は情報の4割を嗅覚から得ているといわれるほど、嗅覚が鋭い生き物です。そのため人にとってはほのかなにおいだったとしても、犬にとっては強いにおいに感じることもあります。香りが強いものは体調を崩す原因になったり呼吸器疾患を患ってしまう可能性もあります。刺激臭や人工的なにおいも苦手とされているため、強いにおいがついているものは避けるようにしましょう。
まとめ
蚊取り線香は、天然の防虫成分(ピレトリンやピレスロイド)を含み、犬にとっては基本的に無害ですが、短頭種の犬は煙に敏感で呼吸が苦しくなることがあるため注意が必要です。犬も蚊による病気(フィラリアなど)を防ぐために虫よけが重要です。蚊取り線香を使用する際は、換気を行い、火事に注意し、犬が届かない場所に置くことが大切です。また、アレルギー反応に注意し、初めて使用する際は犬の様子を観察しましょう。犬が蚊取り線香を誤飲した場合は、早急に動物病院に連絡し、適切な対応が必要です。虫よけグッズは、ペット専用の製品を選び、強い香りを避け、誤飲しても安全なものを選ぶようにしましょう。
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