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2024.03.27ブログ
犬も車酔いするの?愛犬の車酔いの症状と対策について解説!
実はワンちゃんも車酔いすることを知っていましたか?
車酔いの原因には揺れやにおい、不安などがあります。もし車酔いしてしまったときに備えて、車酔いしてしまったときの対処法や車に慣れさせる方法を知りましょう。
車酔いを克服することで愛犬と楽しいドライブをすることができます。
目次
- ○ 犬も車酔いするの?
- ○ 愛犬の車酔いの原因とは?
- ・車の揺れ
- ・車内のにおい
- ・車への恐怖・不安
- ○ 犬の車酔いの症状や行動って?
- ・唾液分泌の増加・パンティング・あくびが出る
- ・不安や落ち着かない様子
- ・吐き気・嘔吐
- ○ 愛犬が車酔いしてしまったときの対処法
- ・トイレシーツやウェットシートを用意しておく
- ・車を停車させ、一度外に出す
- ・ぐったりしている、具合が悪そうな場合は動物病院へ行きましょう
- ○ 犬の車酔いしないための対策は?
- ・車に慣れさせるトレーニング
- ・車の揺れは最小限に
- ・空腹・満腹を避ける
- ・換気をよくする
- ・定期的に休憩をとる
- ・落ち着かせるアイテムを車内に持ち込む
- ・酔い止めの薬を飲もう
- ○ 車酔いしやすい犬種ってあるの?
- ○ 愛犬を車に慣れさせよう!
- ・車に慣れるためのポジティブな体験
- ・車の中で過ごす練習をしよう
- ・エンジンをかけるトレーニング
- ・短いドライブ
- ・ドライブの時間を伸ばす
- ・定期的に休憩をとる
- ○ まとめ
犬も車酔いするの?
実はワンちゃんも人間と同じように車などの乗り物酔いを起こします。
症状も人と似ていて、唾液の増加や吐き気、嘔吐などがあります。
初めて車に乗せる、飛行機に乗る、電車に乗るときは気を付けなければなりません。
愛犬の車酔いの原因とは?
愛犬の車酔いの原因には大きく分けて3つあります。
車の揺れ
ワンちゃんも人と同じように、耳の鼓膜の奥に「内耳」と呼ばれる場所があり、内耳には平衡感覚などを司る三半規管(さんはんきかん)と前庭(ぜんてい)があります。
車に乗っていると、自分の意思とは関係なく縦や横に大小さまざまに揺れます。
その揺れによってこの三半規管や前庭が刺激されると、それらの器官から間違った情報が脳に送られ、平衡感覚や自律神経の乱れを引き起こされます。それが車酔いに繋がると言われています。
車内のにおい
ワンちゃんの嗅覚は人より優れており、少しのにおいでもかぎ分けることができます。人の鼻はにおいに慣れやすいといわれていますが、ワンちゃんはそうではありません。不快なにおいや慣れないにおいの環境に数時間いるだけで車酔いを起こしてしまうことがあります。
人が感じられない芳香剤の少しのにおいやガソリンのにおい、消臭剤のにおいをワンちゃんは感じることができます。良かれと思って置いた芳香剤のにおいでもワンちゃんは車酔いを起こしてしまうことがあるため、注意が必要です。
車への恐怖・不安
車に慣れていないワンちゃんは、いつも過ごしているおうちよりも暗くて狭いという車の環境にストレスを感じてしまうことがあります。加えて、知らないにおいがしたり自分が揺れているわけでもないのに揺れているという刺激が車への恐怖や不安につながります。
また、車酔いした経験のあるワンちゃんは、「車は気持ち悪くなる場所」という嫌な記憶が残っています。その記憶で車に乗るのを嫌がったり再び気持ち悪くなってしまうことがあります。
犬の車酔いの症状や行動って?
車酔いは、犬が車の動きや揺れに敏感である場合に起こります。
犬の車酔いは個体差があり、犬が車に乗ることに慣れていない場合や、車の揺れや匂いが気になる場合に起こりやすいです。
車酔いを軽減するためには、慣れさせるためのトレーニングや、車内の揺れを最小限に抑える工夫が役立ちます。
また、車酔いが続く場合は、獣医師に相談することが重要です。
唾液分泌の増加・パンティング・あくびが出る
ワンちゃんは興奮したり不安定な状態になると、唾液の分泌が増えることがあります。ほかにもパンティングといって呼吸が速くなることがあります。
また、人が乗り物酔いすると生あくびが出るのと同じようにワンちゃんも乗り物酔いすると生あくびが出ます。これらはストレスを感じている行動でもあります。
不安や落ち着かない様子
車酔いの初期症状として、車内で不安そうにしたりうろうろしたりと落ち着かない様子が見られます。運転中に泣き始めたり甘え始めたなどの行動がみられた場合、落ち着かない気持ちを持っている可能性が高いので、一度車を停車させたり、落ち着かせるためにスキンシップを取るなどの行動をしましょう。
吐き気・嘔吐
車酔いの症状の代表的なもので車内で嘔吐してしまうことがあります。嘔吐とまでいかなくても、えずくようなしぐさを見せることがあります。
愛犬が車酔いしてしまったときの対処法
もし愛犬が車酔いしていそうだと感じた場合は以下の対応を取りましょう。
トイレシーツやウェットシートを用意しておく
もし吐いてしまったときに備えて、トイレシーツなど嘔吐物が車に触れないようにカバーできて吸収できるもの、手や愛犬の口、車に付着してしまったときに拭けるウェットシートなどを用意しましょう。
クレートなどに愛犬が入っている場合は出発前に中に敷いておきます。
また、それらはにおいを発するため、捨てるためにまとめられるビニール袋を用意しましょう。
もし吐いてしまっても驚かずに一度どこかで車を停止させます。
車を停車させ、一度外に出す
車を停止させましょう。そして、愛犬を一度外に出してあげます。知らないところで緊張する可能性があるため、必ずリードを付けて寄り添うように外に出ます。外に出られなさそうな場合は抱っこで出してあげてもよいでしょう。
高速道路などでなかなか外に出れない場合は、窓を開け、換気させます。次のパーキングエリアによって休憩します。
ぐったりしている、具合が悪そうな場合は動物病院へ行きましょう
様子を見て、ぐったりしている、具合が悪そうな場合は動物病院に連れていきましょう。車酔いしてもう一度車に乗るとさらに具合が悪くなってしまうことがあります。休憩しても、ぐったりしている場合は近隣の動物病院を探しましょう。
犬の車酔いしないための対策は?
車酔いの対処法には6つあります。
個体差があり効果の有無も異なるため、さまざま試してみることが大切です。
車に慣れさせるトレーニング
まずは車の環境に慣れさせるところから始めましょう。
車に慣れさせるトレーニングはこの記事の下のトピックで詳しく解説しています。
車の揺れは最小限に
大きく揺れてしまうことで気持ち悪くなってしまいます。なるべく揺れないようにいつも以上に安全運転を心掛けましょう。ゆっくり安全に走ることで急ブレーキや急ハンドルを防ぐことができます。
空腹・満腹を避ける
人と同じように、空腹や満腹は車酔いがしやすくなります。食事はなるべく出発の2時間前に済ませ、最低でも30分はあけてあげるようにしましょう。
換気をよくする
車内で空気がこもらないように換気をしましょう。ワンちゃんが窓から顔を出したり飛び出したりしないように10㎝窓を開けます。
また、車に乗る前は軽くお散歩をし、おトイレを済ませて車の中で眠れるように運動させます。
定期的に休憩をとる
乗車時間が長時間になる場合は定期的に休憩を取りましょう。高速道路を走っている場合はサービスエリアやパーキングエリアを利用し、一般道を走っている場合は公園で休憩を取りましょう。その際は周りの車や障害物に気を付けてワンちゃんをおろすようにしてください。
落ち着かせるアイテムを車内に持ち込む
いつもおうちで使っているアイテムを持ち込んであげましょう。その際はおもちゃよりもベッドやタオルケットなど、落ち着くことができるアイテムが良いでしょう。
また、クレートやドライブベッドなど愛犬の身体が揺れすぎないように落ち着けるスペースを確保できるアイテムを持ち込むと愛犬も安心することができます。
酔い止めの薬を飲もう
動物病院で乗り物酔いの薬をもらうことができます。かかりつけの病院に行き、獣医師さんと相談しましょう。体調に異変がみられた場合は様子を見ながら近くの病院にかかるようにします。
車酔いしやすい犬種ってあるの?
車酔いしやすい犬種では特にきまった犬種はなく、個体差によるものとされています。しかし車酔いしやすい犬種としてポメラニアンやフレンチブルドッグ、柴犬やチワワが挙げられています。諸説ありますが、平衡感覚が優れているため、車など不安定な空間は車酔いしやすいといわれています。
愛犬を車に慣れさせよう!
ここでは愛犬を車に慣れさせるためのステップを解説しています。
愛犬の様子を見て合わせながら少しずつチャレンジしてみましょう。
車に慣れるためのポジティブな体験
ドライブに行く前に車の環境に慣れさせましょう。車に犬が乗る前に車内で楽しかった・おいしかった・うれしかったなどのポジティブな体験を作ると車への抵抗感が少なくなります。その一つとして、お気に入りのおもちゃやブランケットを車内に持ち込みましょう。
車の中で過ごす練習をしよう
最初は車に短時間だけ滞在させます。エンジンをかけず、車が静止している状態から始め、愛犬がリラックスしていることを確認します。車の狭い空間やにおいに慣れさせましょう。お気に入りのアイテムを持ち込んであげるとよりリラックスしやすくなります。車内ではたくさん話しかけ、撫でてあげましょう。そうすることで愛犬は落ち着くことができます。下記の記事で話しかけることやアイコンタクトのメリットについて解説しています。
アイコンタクトのメリットって?愛犬とアイコンタクトして仲良くなろう!
エンジンをかけるトレーニング
愛犬が車内でリラックスできるようになったら、エンジンをかけてもっと長い時間車内に滞在させます。まだ、ドライブに出発してはいけません。
短いドライブ
エンジンの音や振動に慣れてきたら、エンジンをかけて短い距離のドライブに出発してみましょう。最初は近所をぐるっと回る数分のコースから始め、徐々に時間を伸ばしていきます。
ドライブの時間を伸ばす
短いドライブが問題なくできるようになったら、ドライブの時間や距離を徐々に増やしていきます。高速道路ではいきなり止まったりすることが難しいので、最初は一般道のドライブをお勧めします。
定期的に休憩をとる
長時間のドライブの場合は定期的に休憩をとり、愛犬に車外でリラックスする時間を与えます。
また、トイレを我慢していることがあるので、できれば軽くお散歩してあげるのが良いでしょう。必ずウンチは持ち帰る、人が触るところにおしっこをかけないなどトイレのマナーは守る必要があります。
まとめ
車酔いしやすいワンちゃんはやや狭めのクレートに入れてあげましょう。そうすることで体が軽く固定され、負担が軽減します。
愛犬が車酔いしていると感じた場合は、停車できる場所で停車し、休憩を取りましょう。様々な対策がありますが、効果は個体差があるため、どれも試してみるとよいでしょう。
車酔いがひどい場合はかかりつけの動物病院に受診するようにすることが大切です。
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