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2025.04.23ブログ
犬が散歩を嫌がる理由は?歩かないときの対処法は?

「お散歩で外に出たのに歩かない…」「毎回途中で歩くのを嫌がる…」といった経験をしたことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか?その裏には環境変化だけでなく体調変化や過去のトラウマが関係しているかもしれません。この記事では、お散歩の時のいやいやの理由と対処法について解説します。
目次
- ○ 犬が散歩を嫌がる理由は?①内的要因
- ・散歩中に怖い思いをした、トラウマがある
- ・病気が隠れている
- ・元気がない
- ・子犬のころ散歩する習慣がなかった
- ○ 犬が散歩を嫌がる理由は?②外的要因
- ・ハーネスや首輪があっていない
- ・天候が悪い
- ・暑い・寒いといった気候の変化
- ○ 犬が散歩中に歩かなくなる理由は?
- ・体調が悪くなった
- ・リードやハーネスのサイズが合わずに苦しい、痛い
- ・歩くペースが速い、遊び疲れた
- ・ほかの動物、ものに興味がある
- ・怖いことがある
- ・年を取ったことによる体力の衰え
- ○ 犬が散歩を嫌がるときに見せる行動
- ・散歩に行こうとすると逃げる
- ・足を踏ん張って歩かない
- ・家にしきりに帰りたがる
- ○ 犬が散歩中に嫌がることへの対処
- ・嫌な理由を突き止める
- ・短い距離から歩いてみる
- ・散歩コースや時間帯を変えてみる
- ・リードやハーネスを変えてみる
- ・無理に歩かせない
- ○ 散歩が嫌いな犬種はあるの?
- ○ まとめ
犬が散歩を嫌がる理由は?①内的要因
ワンちゃんがお散歩を嫌がる原因には大きく分けて内的要因と外的要因があります。内的要因には、トラウマ、体調不良、病気などがあります。
散歩中に怖い思いをした、トラウマがある
車の音、工事の音、ほかのワンちゃん…など怖い思いをしたことがあるとお散歩に行きたがらなくなることがあります。お散歩に行けても途中で怖がって足が止まってしまったとき、きっかけがあればそれが苦手なもの、トラウマかもしれません。
病気が隠れている
ケガや関節疾患などの病気が隠れている可能性があります。いつもと歩き方が違う、歩き方がおかしい、今まではお散歩が好きだったのにだんだんとお散歩を嫌がるようになった、などといった様子が見られる場合は病気やケガを疑う必要があります。また、お家の中でも動くことが減ったといったことも見られることがあります。
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元気がない
病気ではないけれどなんとなくお散歩に行く気が起きないなんてことも生き物だからあり得ます。昨日はお散歩に積極的だったけど今日は行きたくなさそう…。それ以外に気になる様子がなければ少し様子見してみましょう。
子犬のころ散歩する習慣がなかった
子犬のころに散歩する習慣がないと、外のものに恐怖を覚えることがあります。ほかのワンちゃんとの触れ合いがなかったことにより、ほかのワンちゃんへ恐怖を感じていたり、社交性が育っていないこともあります。
また、車の音や光など外には様々な刺激があります。それらの刺激に対し、恐怖心を感じ、外に出たがらないのかもしれません。
犬が散歩を嫌がる理由は?②外的要因
ワンちゃんがお散歩を嫌がる要因の外的要因として考えられるものには、天候、首・ハーネスが合っていないことが挙げられます。
ハーネスや首輪があっていない
ハーネスや首輪の大きさがあっておらず、お散歩の際に苦しさを感じている可能性があります。また歩くたびに足に当たるのを不快に感じていたり、痛いと感じている、引っ張られることによって苦しさを感じるのでお散歩を嫌がる、といったことも考えられます。
天候が悪い
雨が降っていると濡れるのを嫌がってお散歩に行きたがらないワンちゃんもいるようです。また地面が雨でぬれているからいやだ、といったこともあるようです。
暑い・寒いといった気候の変化
ワンちゃんは人よりも地面に近いため、寒さや暑さを近くに感じます。特に夏場はアスファルトが熱くなるため嫌になったり、シングルコートで毛が厚くなく防寒しきれないためお散歩に出たがらないということもあるようです。
犬が散歩中に歩かなくなる理由は?
散歩中に急に歩かなくなってしまうことがあります。もしかしたら視線の先で何かに夢中になっていたりと理由があるかもしれません。ここでは大きく6つの理由を紹介します。
体調が悪くなった
お散歩の途中で具合が悪くなり、お散歩の足が進まないことがあります。
飼い主さんの中にもお水をたくさん飲んだ後、たくさん食べた後に走ったらお腹が痛くなったという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?
ごはんをあげた後にあまり時間を空けずにお散歩をしてしまったり、お散歩の途中で水をたくさん飲んだ後にお散歩の足が止まりがちになったときは原因の一つに考えられるでしょう。また、以前から具合が悪かったけどお散歩に行きたかったということも考えられます。どちらの場合もお散歩から帰った後にしっかりワンちゃんの様子を見ることが重要になります。
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リードやハーネスのサイズが合わずに苦しい、痛い
リードが歩くたびに当たって痛い、不快だから歩くのを嫌がるということもあります。また、歩かないときに引っ張ってしまうと苦しくなってしまい、歩くのが嫌になってしまうといったこともあるため、リードを引っ張らないようにしましょう。
歩くペースが速い、遊び疲れた
歩くペースが速すぎて疲れてしまっている可能性があります。またお散歩の序盤はウキウキで歩いていたり、公園に寄ってたくさん遊んだことで体力をたくさん使ってしまって、疲れて歩きたくなくなっているのかもしれません。特に小型犬は飼い主さんの一歩と進む距離が大きく違います。
ほかの動物、ものに興味がある
歩いている途中に見つけたものに興味をもって立ち止まることがあります。もともとが狩猟犬だった犬種のワンちゃんは特に興味を示すことも。どこかを見つめて動かない、そんなときはなにか見つけたのかもしれません。またにおいをかぐことに夢中になり、足を止めることもあります。
怖いことがある
ほかのお家の庭先にいるワンちゃん、車の音、光…などなど何に恐怖を感じるかはワンちゃんによって違います。毎回同じタイミング、同じ場所で歩くのを嫌がるときはもしかしたら怖いものがあるのかもしれません。
年を取ったことによる体力の衰え
お散歩の最後のほうで立ち止まる、歩きたがらない、もしかしたらシニア期になったことによる体力の衰えかもしれません。歩く速度がゆっくりになったといったことがあったり、毎回お散歩の最後のほうは抱っこしているといったときはお散歩のコースが長く、疲れてしまっている可能性もあります。
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犬が散歩を嫌がるときに見せる行動
ワンちゃんがお散歩を嫌がるときに見せる行動には主に3つあります。お散歩に行く前、お散歩中にみられる行動で、この行動を頻繁に見るようであれば、お散歩に苦手意識を持っていたりお散歩に行きたくない可能性があります。
散歩に行こうとすると逃げる
お散歩の持ち物を持つと逃げる場合はもしかしたらお散歩に行きたくないかもしれません。リードやハーネスを見たりお散歩バッグを持つと、逃げたり物陰に隠れてしまう場合はお散歩に行きたくない可能性があります。
足を踏ん張って歩かない
お外に出ても歩かなかったり、その場で座り込んでしまう場合はお散歩に行きたくない可能性が高いです。
家にしきりに帰りたがる
家に引き返そうとする動作もお散歩に行きたくない、お散歩が苦手なワンちゃんにみられる動作の一つです。おうちの近くになると早足になる、走るという様子が見られるときもお散歩よりもお家にいるほうが好きなのかもしれません。
犬が散歩中に嫌がることへの対処
ワンちゃんにとってお散歩は必要不可欠。しかし無理やり引っ張って連れて行ったり歩かせるのはワンちゃんにとって良いものではありません。またそのようなことを繰り返してしまうとよりお散歩に行くのが嫌になってしまいます。
ここで紹介しているもののほかに、お散歩にいったあとにおやつをあげるといった方法もあります。
嫌な理由を突き止める
お散歩を嫌がる、歩かなくなった理由を突きとめることで、場合によってはその原因を排除することができます。例えば車の音が苦手、であればなるべく大通りを歩くのは避け、車通りが少ないコースに変えることもできます。お散歩でいつも同じところで嫌がる、同じ時間帯に嫌がるといったことがあったり、足を止めてしまう前に周りがどのような状況だったのかを思い出すことでわかるかもしれません。
短い距離から歩いてみる
もともとお散歩の習慣がなかったりお散歩を嫌がる場合は、短い距離からお散歩を始めてみて、お散歩自体に慣れるようにしましょう。途中で引き返したりお散歩にこれ以上興味を示さないときは無理やり連れて行こうとせずにお家に帰り、ワンちゃんのペースに合わせてあげるようにしましょう。
散歩コースや時間帯を変えてみる
そのお散歩コースでほかのワンちゃんに吠えられて怖かったなど、なにかトラウマになるような経験があった可能性があります。お散歩コースを変えたりお散歩する時間帯を変えてみることで、お散歩が好きになることもあります。
リードやハーネスを変えてみる
リードやハーネスが理由でお散歩がいやになってしまっている場合は変えてみることで大きな変化がみられることがあります。ペットショップやオンラインサイトで様々な形、大きさ、太さのリードやハーネスが販売されています。ワンちゃんに合うものを探してみましょう。
無理に歩かせない
ワンちゃんの足が止まり、無理に引っ張ってしまった経験はありませんか?無理に引っ張ることで、ワンちゃんが苦しくなってしまいます。ちょっとその場で立ち止まり、声をかけてあげるとふたたび歩き出すことがあります。その時は車や人の往来に注意しましょう。
散歩が嫌いな犬種はあるの?
お散歩の好き嫌いは個体差によるものが大きいです。しかし体格から運動量を多く必要としない犬種や太りやすい犬種は運動自体が苦手なことが多く、したがってお散歩も苦手、嫌いだというケースもあるようです。
シーズーやマルチーズなど、小型犬は体の小ささから同じ距離でも体力を消耗します。また、フレンチ・ブルドッグやパグなどといった短頭種(鼻が短い犬種)は呼吸がしにくいため、一般的に長時間の運動や激しい運動を苦手とされています。
まとめ
犬が散歩を嫌がる理由には内的要因と外的要因があります。内的要因にはトラウマや病気、体調不良、子犬時代に散歩習慣がなかったことが影響します。外的要因としては、ハーネスや首輪が合わない、天候が悪い、気温や地面の状態が犬にとって不快な場合が考えられます。散歩中に歩かなくなる理由は体調不良やリードの不快感、疲れ、恐怖心などがあります。散歩が嫌いな犬種もあり、特に運動量が少ない犬や短頭種が苦手な傾向があります。対策としては、原因を特定してコースを変えたり、無理せず短距離から始めるとよいでしょう。
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