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2024.01.24ブログ
どうにかしたい愛犬の引っ張り癖!原因と対策を知ろう!
お散歩中愛犬に引っ張られていませんか?リードを愛犬が引っ張ることで呼吸が苦しくなり気管虚脱になってしまう可能性や引っ張られた反動で飼い主さん自身が転倒してしまったり怪我をしてしまう可能性があります。この記事では引っ張ってしまう原因や引っ張り癖を直すトレーニングについて紹介しています。引っ張り癖を直して楽しいお散歩にしましょう!
目次
- ○ どうして愛犬は引っ張っちゃうの?
- ・①興奮
- ・②好奇心
- ・③恐怖心
- ○ 愛犬の引っ張り癖の危険性
- ・①愛犬の呼吸が苦しくなる
- ・②事故に巻き込まれることも
- ・③飼い主さんの転倒や怪我
- ・④対人トラブルの可能性
- ・主従関係の逆転
- ○ 愛犬の引っ張り癖を直したい!
- ・①どうして引っ張ってしまうのか考えてみましょう
- ・②歩きやすいリードの長さにしましょう
- ・③呼吸が苦しくなってしまうコはハーネスも!
- ○ お散歩中の引っ張り癖に負けない対策をしよう!
- ・①引っ張ったら止まろう
- ・②Uターンして逆方向に歩こう
- ・③コマンドを利用して落ち着かせよう
- ・④隣を歩けているときはたくさん褒めよう
- ・⑤アイコンタクトができるようになったらGOOD!
- ○ まとめ
どうして愛犬は引っ張っちゃうの?
お散歩中に引っ張ってしまうのには少なからず理由があります。ここでは考えられる代表的な理由を3つ紹介します。
①興奮
興奮してしまい、引っ張ってしまうという理由が考えられます。特にお散歩が好きなワンちゃんに多い理由です。早く先に行きたいと興奮し、前のめりになってしまうことでリードを引っ張ってしまうことが多いと考えられます。
②好奇心
興奮と似ていますが、「この先に何があるんだろう?」「なにかいるよ!」と見つけた際に飼い主さんの指示よりも好奇心が勝ってしまい、ぐいぐいと引っ張ってしまうことがあります。猫や鳥など、外の生き物に反応して引っ張ることが多いです。好奇心旺盛で、遊ぶことが好きなコや幼いワンちゃんに多い理由です。
③恐怖心
愛犬にとってこわいものがあったり、逃れたい環境のときもぐいぐいと引っ張ってしまいます。この場合はストレス状態から逃れたいという気持ちの表れです。そこにずっといることは愛犬のストレスになってしまうため、できるだけ早く離れてあげましょう。その場合は何に怖がっているのかを把握する必要があります。
愛犬の引っ張り癖の危険性
お散歩中に愛犬が引っ張ってしまうことでケガや事故などのリスクが高まります。
愛犬だけでなく、飼い主さんがケガをしてしまう可能性もあります。
①愛犬の呼吸が苦しくなる
リードを引っ張ることによって気道や首に負担がかかってしまいます。
首に負担がかかってしまうと、脊椎に圧力がかかり、シニア期に入ったときに呼吸器の疾患やヘルニアなどを発症する可能性が高まります。
また、咳や呼吸の乱れがおかしくなっている状態が続くときには気管虚脱の可能性があります。気管虚脱とは、何らかの原因期間を形成する軟骨が歪んでしまい、気管がつぶれたような形になることで症状としては咳が出る、呼吸がおかしくなる、呼吸困難になるといった症状が出ます。
②事故に巻き込まれることも
リードを引っ張られて伸びている状態だと車道に出てしまっていたり、もし車が接近してきたときに愛犬を引き寄せるには大きな力が必要となります。そのまま事故に巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。リードがぴんと張った状態だと愛犬を危険から守ったりコントロールすることが難しくなります。
③飼い主さんの転倒や怪我
いきなり引っ張られてしまって転倒してしまったり、坂道や雨の日などは引っ張られることにより飼い主さんが転倒してしまう可能性が高くなります。また、ずっと引っ張られていると手が痛くなってしまいます。引っ張る愛犬に引きずられないようにリードを持つ手に力を入れてお散歩すると、疲れてしまいます。
④対人トラブルの可能性
引っ張られているときはリードがぴんと張ってしまっている状態です。その状態でほかのワンちゃんと会ったときや人懐こいワンちゃんの場合、自分に興味を示している人に会ったとき、飛びついてしまったり、ほかのワンちゃんとトラブルになってしまう可能性があります。
主従関係の逆転
愛犬の好きなようにさせている、愛犬の引っ張るほうに進むということをしてしまうと、主従関係が逆転してしまいます。主従関係が逆転してしまうと、飼い主さんのいうことを聞かなくなってしまったり、普段の生活に影響が出てしまいます。
愛犬の引っ張り癖を直したい!
愛犬の引っ張り癖を直したい!改善したい!と思ったときに見直すポイントが3つあります。引っ張ってしまうことで苦しくなったり飼い主さんがケガしてしまうことを防ぐために見直しましょう。
①どうして引っ張ってしまうのか考えてみましょう
引っ張ってしまうことには理由があります。どんな時に引っ張ることが多いのか、愛犬の性格など観察してみましょう。リードを見せてからずっと興奮してお散歩中も引っ張ってしまう状態なら、「お散歩が大好きでどんどん先に行きたい」といったプラスの理由から引っ張ってしまっていると考えられます。性格が落ち着いていて、小さいころにお外でトラウマになるような経験があるコだと、お外が怖くて早く帰りたいという理由から引っ張っていると考えられます。
興奮・好奇心の場合は、落ち着かせる練習を、恐怖心の場合はなにに恐怖を感じているのか把握し、その恐怖を取り除いたりお散歩コースを変えてみるなどしてみましょう。
②歩きやすいリードの長さにしましょう
リードが長すぎていませんか?歩きやすい・行動を制御しやすいリードの長さはおおよそ決まっています。
リードの長さは飼い主さんが手をおろしたときに愛犬の首の位置から軽くリードがたるむ程度が理想とされています。個体差があり、一概には言えませんが、長さにすると小型犬で犬の頭から40~50㎝ほどです。リードはただ手に持つだけでなく、手のひらで一周して持ちます。そうすることで、力が入れやすくなったり、するっと抜けてしまうことがなくなります。
伸縮リードも売られていますが、上手に散歩できるようになるまでは普通のリードを使いましょう。伸縮リードは手のひらで巻き付けたりできないので力の加減やコントロールが難しくなります。
③呼吸が苦しくなってしまうコはハーネスも!
リードを引っ張ってしまって抜けてしまった経験がある、気管虚脱の経験があるコはハーネスもおすすめです。ハーネスを選ぶ際は気管や首にあたらないものを選びましょう。ハーネスを正面から見てY字の形をしているものは気管や首にあたらないのでおすすめです。ハーネスはペットショップやオンラインサイトで購入することができます。
お散歩中の引っ張り癖に負けない対策をしよう!
お散歩中の引っ張り癖に負けないようにトレーニングしましょう。
上手に歩くことができたらたくさん褒めてあげましょう。
①引っ張ったら止まろう
歩いているときに愛犬が引っ張ったらその場で止まりましょう。この時リードが伸びないように気をつけます。伸びるリードはロックをかけて伸びないリードでも手や腕が伸びないようにします。伸びてしまうと止まる意味がなくなってしまいます。また、腕が伸びることで飼い主さんが愛犬の引っ張る力に負けてしまい、転倒やバランスを崩してしまう可能性があります。
②Uターンして逆方向に歩こう
止まってから呼びかけてみて反応したら逆方向に歩きだしましょう。名前を呼ぶことで、外に向いていた意識を飼い主さんに戻すことができます。
また、名前を呼んでも反応していない場合はそのまま逆方向に歩きだしてみましょう。最初のうちは愛犬の引っ張る力に負けてしまい、進めないかもしれませんが、「あなたの好きな方向に進む意思はないよ」と愛犬に示すことが大切です。
③コマンドを利用して落ち着かせよう
「おて」「ふせ」「おすわり」などを利用して、興奮や好奇心を落ち着かせましょう。興奮で引っ張ってしまうコは落ち着かせることで引っ張らなくなることがあります。
④隣を歩けているときはたくさん褒めよう
隣を歩けているときは褒めてあげましょう。歩くながら褒めるって難しくない?と思う方もいるかもしれません。言葉で愛犬に「いいこだね」「その調子その調子」などと話しかけて、信号などで立ち止まるタイミングがあったら撫でてあげましょう。褒めてあげることで、これをすると褒めてもらえると学んで、そのように歩くようになります。
⑤アイコンタクトができるようになったらGOOD!
お散歩中にアイコンタクトできるようになったらとても良いです。アイコンタクトには様々なメリットがあります。下の記事でアイコンタクトについて解説しているので是非一読ください。
まとめ
愛犬の引っ張り癖について解説してきました。愛犬がお散歩中に引っ張る理由には大きく分けて3つあり、どうして引っ張ってしまうのか性格や行動をよく観察することが大切です。引っ張り癖をそのままにしておくと、主従関係が逆転してしまいほかのしつけにも影響が出ることがあります。また、愛犬のけがや飼い主さんの転倒につながることもあるため、リードを変えたりUターンするなど対策をして引っ張り癖を改善していきましょう。
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