-
Blog
-
Blogブログ
Blogブログ
2024.09.04ブログ
犬も夏バテするの?症状や対策について解説します!
夏になると飼い主さんも暑さで疲れがたまりやすくなりますよね。
実はワンちゃんも同じように疲れがたまっているかもしれません。
この記事では愛犬の夏バテについて解説します。
目次
- ○ 犬の夏バテってなに?
- ○ 愛犬の夏バテの代表的な症状
- ・食欲がなくなる
- ・お散歩に行きたがらない
- ・動くのがおっくうになっている
- ・下痢や嘔吐
- ・脱水症状に注意!
- ・寝ている時間が長くなる・元気がない
- ○ 愛犬の夏バテの対策をしよう
- ・お散歩は涼しい時間に行きましょう
- ・水分を意識的に摂取させましょう
- ・冷房を使用して過ごしやすい室温にしよう
- ・カットの種類に気をつけよう
- ・消化に良い食事を与えよう
- ・しっかり休めるように環境を整えましょう
- ・車の中も気を付けましょう
- ○ 愛犬が夏バテしてしまったら動物病院に受診しましょう
- ○ 熱中症の初期症状のことも
- ○ 夏バテになりやすい犬種とは?
- ○ まとめ
犬の夏バテってなに?
夏バテとは、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」などといった夏の暑さによる体調不良の総称として扱われています。
夏バテの症状には、疲労感だけでなく、下痢や便秘、睡眠不足、頭痛なども含まれます。
夏バテしているワンちゃんは元気がなくなり、活動量が低下します。
愛犬の夏バテの代表的な症状
ここではワンちゃんの代表的な夏バテの症状を解説します。
大きく分けて6つあり、どれも普段の様子と比べる必要があるので、いつも愛犬の様子を注意深く見ておく必要があります。
食欲がなくなる
人と同じように、夏バテすると食欲が低下することがあります。いつも完食する愛犬が、2~3日残すようになったら夏バテの可能性が高いと考えられます。おやつに興味を示さなくなるなどの症状があり、空腹時間が長くなると嘔吐してしまうこともあります。
愛犬の食事量をチェックする必要があります。
お散歩に行きたがらない
暑さやだるさで、お散歩に行きたがらなくなります。また、湿度の高さは体感温度に影響するので、気温が高くなくても湿度が高いと体感温度が高くなり夏バテにつながることがあります。
夏場のお散歩の時間は涼しい時間に行きましょう。日中は気温が高いだけでなく、地面もかなりの高温となっているため、やけどする恐れがあります。
動くのがおっくうになっている
普段はお家の中を歩き回っているワンちゃんが急に活動量が減ったときは夏バテを疑いましょう。暑い日に限って動かなくなるのは夏バテや熱中症の疑いがあります。
下痢や嘔吐
消化器の機能が落ちると下痢や嘔吐することがあります。また、食欲低下で食べていない時間が長くなったことによる嘔吐もあります。
脱水症状に注意!
食事量が減ったり活動量が低下すると、水分摂取量も低下しやすいので注意する必要があります。動くのがおっくうになって動かないために水を飲まなかったり、暑さで動きたくない、動く気力がないから飲まなくなるといったこともあります。脱水症状は血液がドロドロになることで内臓に必要な栄養を送り届けることができなくなります。
寝ている時間が長くなる・元気がない
夏バテすると睡眠時間が長くなります。日中も寝ている時間が長くなった場合は夏バテを疑いましょう。
また、いつもより元気がなかったりおもちゃで遊びたがらなくなった、呼びかけへの反応が悪い時も熱中症を疑います。
愛犬のベッドは最適ですか?愛犬の睡眠を知ってサポートしよう!
愛犬の夏バテの対策をしよう
ここまで夏バテの症状について解説してきました。
この目次では夏バテの対策について紹介します。
お家ですぐにできる対策もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
お散歩は涼しい時間に行きましょう
ワンちゃんは人より地面に近いところを歩きます。アスファルトの照り返しを強く受けるため、直射日光に加えてさらに暑くなります。太陽の出ている時間のお散歩は避けましょう。
また、アスファルトが高温になっています。地面に触れて触れる程度、熱くないと感じるくらいになったらお散歩しましょう。
水分を意識的に摂取させましょう
お水を飲むように工夫しましょう。お水カップは汚れていないか、場所が遠くないかなど確認します。
ただのお水よりも味のついたお水が飲みやすいこともありますので、鶏肉の出汁や野菜の出汁をあげることも効果的です。
また、いつもドライフードだけだったらウェットフードを混ぜるのもよいでしょう。すべてウェットフードにしてしまうとご飯が変わったことによる下痢が起こることもあるため、今のごはんと混ぜる形にします。
冷房を使用して過ごしやすい室温にしよう
室温の管理をしっかりと行います。冷房を付けなかったときは室温がどれくらいになるのか、カーテンを閉めなかったらどれくらい暑くなるのか、把握しておくことが大切です。
今年は酷暑ですので、ワンちゃんがいる部屋は冷房を付けましょう。一部屋で過ごせるようにベッドやトイレ、水飲みを一部屋に置いておくと電気代の節約にもなります。その際はトイレとベッド、水飲みは離れた位置にしてあげると嗅覚が敏感なワンちゃんは過ごしやすくなります。
愛犬のベッドの位置は適切ですか?愛犬の睡眠をサポートしよう!
カットの種類に気をつけよう
被毛を極端にカットしてしまうと、日光が直接皮膚にまで届くようになってしまい、被毛があるときと比べて体感温度が高くなることがあります。風通しはよくなるため、皮膚疾患予防につながりますが、皮膚が見えるくらい短くするときはお散歩の際にお洋服を着せてあげるようにしましょう。お洋服には紫外線をカットするものなどさまざまな種類があります。愛犬に似合う一着を探してみてはいかがでしょうか?オンラインサイトやペットショップで購入することができます。
詳しくは下記の記事で解説しています。
消化に良い食事を与えよう
食欲が低下しているときは消化に優しい食事を与えることがおすすめです。
ドライフードをぬるま湯でふやかしてあげる、ふりかけをかけてあげるなど効果的です。また、一度にたくさん食べられないのであれば、食事の回数を増やしてもよいでしょう。あくまで一時的な対処で行い、体内のリズムを変えないように気を付けます。
どうしてお散歩中に草を食べるの!?原因と対策について解説します!ーほっと・ふぃーるどー
しっかり休めるように環境を整えましょう
しっかり休んで疲れが取れるように環境を整えましょう。昼間は直射日光が入らないようにカーテンをしたり、ワンちゃん用のベッドに日光が当たらないように工夫することで過ごしやすくなります。
下記の記事で、ワンちゃんのベッドの環境について解説しています。一度見直してみることで、ワンちゃんの睡眠をサポートすることができます。
ワンちゃんの睡眠を知っていますか?愛犬の睡眠をサポートしよう!ーほっと・ふぃーるどー
車の中も気を付けましょう
車の中も注意が必要です。車内は温まりやすいため、少しの買い物だから…とワンちゃんを車内に待たせておくことは絶対にやめましょう。
人は汗をかいているため、窓を開けて風を感じると涼しく感じますが、ワンちゃんは汗をかけないため、外のぬるい風では涼しくなれません。クーラーを使って涼しくすることが重要です。ワンちゃんがいる場所は日が当たらないようにサンシェードなどを使用しましょう。
ワンちゃんも車酔いが!夏休みに向けて車との付き合い方を解説します!ーほっと・ふぃーるどー
愛犬が夏バテしてしまったら動物病院に受診しましょう
夏バテに薬はありませんが、脱水症状が出ているときには点滴、吐いてしまっていたら吐き気止め、などと対症療法的に夏バテの症状を治療できます。
いつもと様子が違ったり、食欲がなくなった、つらそうにしているといったときには、躊躇せずに動物病院に行きましょう。また、夏バテだと思っていたけれど、病気が見つかることもあります。
熱中症の初期症状のことも
「夏バテ」というとありがちに聞こえますが、夏バテは熱中症の手前とも考えられます。ワンちゃんは暑さに弱いため、高温環境にいると適切な体温が保てなくなり、命に関わる状態になります。
どの状態は危険なのか、個体差や犬種さがあります。そのため、暑い環境で過ごさせないようにすることが大切です。
熱中症は脳や臓器にダメージを与えます。夏バテの症状が出たということは少なからずワンちゃんにとって過ごしにくい環境であるといえます。必ず環境・生活を見直しましょう。
夏バテになりやすい犬種とは?
夏バテになりやすい犬種として、チワワなどの短頭種や持病があるワンちゃん、子犬やシニア犬も夏バテしやすくなります。
また、興奮しやすく元気な子も注意が必要です。運動量が増えると、体温が上昇し、夏バテ、熱中症のリスクになります。人は汗によって体温を調節しますが、ワンちゃんは汗をかける部位が少ないため、汗による体温調節を苦手としています。飼い主さんが適度に休憩を取るように休ませることが必要です。
愛犬が下痢をしている!考えられる原因とは?対処についても紹介します!ーほっと・ふぃーるどー
まとめ
夏の暑さは犬にも影響を及ぼし、夏バテと呼ばれる体調不良を引き起こすことがあります。犬の夏バテの症状には、食欲不振、散歩を嫌がる、動くのが億劫になる、下痢や嘔吐、脱水症状、長時間寝ている、元気がないといったものがあります。これらの症状は、犬が暑さに適応できず体調を崩しているサインです。
対策としては、涼しい時間に散歩を行い、水分を意識的に摂取させることが重要です。冷房を利用して室温を適切に保ち、被毛のカットも適度に行い、直接日光が当たらないようにしましょう。また、消化に良い食事を与え、犬がしっかり休める環境を整え、車内での暑さにも注意が必要です。
愛犬が夏バテの症状を示す場合、脱水症状や体調不良が深刻になる前に動物病院での診察を受けることが大切です。特に熱中症は命に関わるため、適切な対策と早期の対応が求められます。暑さに敏感な犬種や体調に不安がある犬も特に注意が必要です。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- ブログ2024年9月4日犬も夏バテするの?症状や対策について解説します!
- ブログ2024年8月21日愛犬が水を飲まないときって?理由や病院に行く目安、対策を解説!
- ブログ2024年8月7日離れたくない!犬の分離不安症とは?症状や改善法を解説!
- ブログ2024年7月24日犬のサマーカットって本当は暑い?メリットとデメリットを解説!
シェアする