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2025.06.04ブログ
犬の誤嚥性肺炎とは?原因、予防について紹介します!

誤嚥性肺炎を聞いたことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
誤嚥性肺炎は人だけでなく、犬にも起こりうるものですが、飼い主さんのサポートにより、予防することができる面もあります。
この記事では、誤嚥性肺炎の症状、原因、予防について紹介します。
目次
- ○ 犬の誤嚥性肺炎とは?
- ○ 犬の誤嚥性肺炎の原因とは?
- ・①加齢による嚥下機能の低下
- ・②食事中の不注意
- ・③嘔吐物
- ○ 犬の誤嚥性肺炎の症状とは?
- ・呼吸器症状
- ・呼吸器以外の症状
- ○ 犬の誤嚥性肺炎を予防法とは?
- ・①食事の管理
- ・②犬が届きそうなところにモノを置かない
- ・③定期的に動物病院で健康診断を受ける
- ○ まとめ
- ○ 横須賀のドッグトリミングサロンならほっと・ふぃーるど!
犬の誤嚥性肺炎とは?
犬の誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、犬が食べ物や液体、唾液、異物を誤って気道にはいってしまうことで引き起こされる肺の炎症状態のことを指します。
犬が異物を誤って吸入すると、それが気管や肺に最近や異物がはいりこむことで、炎症や感染、肺炎を引き起こす可能性があります。
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犬の誤嚥性肺炎の原因とは?
通常、食べ物を飲み込むと食道に流れ込みますが、何らかの理由で食べ物や液体が誤って気道に入ってしまうことがあります。原因には大きく3つがあげられます。
①加齢による嚥下機能の低下
「嚥下(えんげ)」とは口の中の食べ物や水を飲み込むことです。単純に見える嚥下も通常、神経と筋肉の協調によって行われます。しかし、加齢とともに筋力の低下や神経機能の低下、反射の鈍化がみられます。
筋力が落ちることで、飲み込む動作がうまくできなくなったり、飲み込むときに起こる反射が鈍化することで、気道にモノが入りやすくなってしまうことがあります。
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②食事中の不注意
食事中の早食い、寝た姿勢のままの食事は誤嚥性肺炎の原因になります。飼い主さんの中には、早食いでのどに詰まりかけたり、横になったまま何かをたべてのどに詰まる感覚を感じたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ワンちゃんにも同様のことが起きます。また、噛む力が弱っているけれど、ごはんの粒が大きくたくさん噛む必要があるものをあげている場合も、飲み込む際に粒が大きいままなのでのどに詰まりやすくなります。
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③嘔吐物
嘔吐してしまった際に胃から上がってきたものが気道に流れ込んでしまうことがあります。ほかにも、咳をしながら飲み込んでしまい、気道に入ってしまうこともあります。
犬の誤嚥性肺炎の症状とは?
誤嚥性肺炎の症状には以下の症状がみられます。
呼吸器症状
・咳
誤嚥性肺炎の症状として、最も一般的な症状の一つが咳です。異物や細菌に反応して咳で排除しようとします。乾いた咳、湿った咳、痰のからんだ咳をすることがあります。
・呼吸困難
肺に炎症が生じると呼吸が困難になることがあります。また異物があるために呼吸が浅くなったり苦しそうになったりします。
・異常な呼吸音
ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音が聞こえることがあります。しゃっくりも音が鳴りますが、また異なる音のようです。しゃっくりについては下記の記事で詳しく解説しています。
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呼吸器以外の症状
・発熱
誤嚥性肺炎は最近によって引き起こされることが多いため、発熱することがあります。
・食欲不振
食事の際に飲み込みにくさを感じてその結果として食欲減退につながることがあります。
・元気がない
・吐き気や嘔吐
異物を吐きだそうと嘔吐を繰り返すことがあります。
・痰の排出
のどに詰まったものを排出しようと痰を出すことがあります。
犬の誤嚥性肺炎を予防法とは?
誤嚥性肺炎は飼い主さんのサポートにより、予防できる面もあります。また定期的な動物病院の受診により早期発見・早期治療につながります。
①食事の管理
誤嚥性肺炎の原因に早食い、横になっている姿勢のまま食べるといったことが挙げられます。そのため、食事の際は早食いを予防する、横になったままごはんをあげない、少量ずつあげるで誤嚥性肺炎を防ぐことができます。早食いを予防するために食器を変えたりすることもおすすめです。またシニア期になり噛む・飲み込むことが負担になっているワンちゃんには、食べやすい大きさ粒の大きさのフードに変えるといった工夫をしてあげることが良いでしょう。
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②犬が届きそうなところにモノを置かない
犬が誤って異物を誤嚥する可能性がある場所から、危険な物品や小さなものを取り除きます。また、犬が誤って異物を誤嚥することを防ぐために、目の届くところにいたり見守りカメラを設置したりしましょう。
③定期的に動物病院で健康診断を受ける
誤嚥性肺炎の原因には、シニア期になったことによる筋力の低下以外にも、巨大食道症による吐き戻し、咽頭麻痺などで誤嚥になることがあります。これらの病気にり患していないかだけでなく、飼い主さんが気付かないところで肺炎になっていたり誤嚥していたりする可能性もゼロではありません。健康診断を受けることで早期発見・早期治療につながります。
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まとめ
犬の誤嚥性肺炎は、食べ物や液体、唾液、異物が誤って気道に入ることで引き起こされる肺の炎症です。原因としては、加齢による嚥下機能の低下、食事中の不注意、嘔吐物の誤嚥が挙げられます。症状としては、咳、呼吸困難、発熱、食欲不振、元気の低下、痰や嘔吐が見られます。予防には、食事管理や早食い防止、異物を犬の届かないところに置くこと、定期的な健康診断が有効です。特に高齢犬では早期発見と治療が重要です。
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