-
Blog
-
Blogブログ
Blogブログ
2024.07.24ブログ
犬のサマーカットって本当は暑い?メリットとデメリットを解説!
夏というと毛をさっぱりカットしてもらいたくなりますよね。
しかし愛犬のためを思ってカットしたら実は暑くなってしまった…そんなことがあるんです。
今回は夏のカットについて解説します。
目次
- ○ 犬のサマーカットってなに?
- ○ 犬のサマーカットのメリットとは?
- ・皮膚が蒸れるのを防止する
- ・日々のお手入れが楽になる
- ○ 犬のサマーカットのデメリットとは?
- ・皮膚に直接日光が当たる
- ・物理的な刺激に弱くなる
- ・体温調節が難しくなる
- ・毛質が変わる可能性がある
- ○ サマーカットで毛質が変わりやすい犬種ってあるの?
- ○ 犬のサマーカットで注意したいこととは?
- ・紫外線対策をしよう
- ・お部屋の中では毛布を用意しよう
- ・寄生虫予防をしよう
- ○ まとめ
犬のサマーカットってなに?
サマーカットとはワンちゃんの毛をバリカンで短く刈り込むカットスタイルのことを指します。
しかし「短く刈り込む」というスタイルのため、何の道具で短くするのか、どれくらいの長さからサマーカットというのか、具体的には定義されていません。
また、夏以外でも短く刈り込むスタイルはサマーカットと呼ばれるため、夏に短くカットする、というのがサマーカットというわけでもありません。
犬のサマーカットのメリットとは?
サマーカットのメリットには大きく分けてふたつあります。
皮膚が蒸れるのを防止する
毛を刈ることで風が皮膚まで届き、被毛によって皮膚が蒸れるのを防止します。蒸れることを防止することで、皮膚炎や皮膚トラブルになることを防ぎます。
風が感じられるとワンちゃんも涼しさを感じますよね。
日々のお手入れが楽になる
特にトイ・プードルなど毎日ブラッシングすることがおすすめされている犬種では、ブラッシングの頻度を落とすことができます。また、毛量が多いワンちゃんもブラッシングの負担を減らすことができます。
忙しくて毎月トリミングできない…という飼い主さんも、どうしてもの場合ですが、短くカットすることで、愛犬が毛が伸びたことで生活しにくくなるタイミングを遅らせることができます。
ブラッシングの効果とは?毎日ブラッシングをしてきれいな被毛に!
犬のサマーカットのデメリットとは?
しかしサマーカットにもデメリットがあります。
ここでは主なデメリットを4つ紹介します。
皮膚に直接日光が当たる
直接日光が当たりやすくなり、暑さを感じやすくなります。人間も、髪の毛で守られている箇所より、つむじのほうが日差しを感じることが多いのと同様に、サマーカットにしたことにより守ってくれるものがなくなったワンちゃんは全身日差しを感じます。
物理的な刺激に弱くなる
今までは被毛がクッションになっていたものが、サマーカットをすることによりなくなるので、物理的な刺激に弱くなってしまいます。ものが当たってしまったにケガしやすくなったり、お散歩中の草で傷ついてしまうこともあります。
また、蚊やダニ・ノミにもさらされやすくなります。
体温調節が難しくなる
被毛によって保温されていたのがなくなるため、寒い時に温かくすることが難しくなります。クーラーの効いている部屋では寒くなってしまうこともあります。
毛質が変わる可能性がある
バリカンで刈る場合、毛質が硬くなってしまったり、毛が伸びにくくなることもあります。今までふわふわだったワンちゃんが硬めの毛になるということもあります。また、毛が伸びるところと伸びないところでまだらになることもあります。「バリカン後脱毛症」と呼ばれています。
サマーカットで毛質が変わりやすい犬種ってあるの?
ポメラニアンやチワワ、ダックスフンドなどが特に変わりやすい犬種といわています。サマーカットにしたいけど、毛質が変わってしまうのか気になる…という場合は一度トリマーさんに確認しましょう。しかし個体差があり、すべてのワンちゃんが当てはまるわけではないことを念頭に置いておきましょう。
犬のサマーカットで注意したいこととは?
サマーカットにしたあとにしっかりケアをすればサマーカットも愛犬にとって過ごしやすいものになります。
ここではケアすべきところを解説します。
紫外線対策をしよう
外に出る時は紫外線対策をしましょう。
お洋服を嫌がらないワンちゃんには紫外線カットのお洋服を着せてあげましょう。お洋服はペットショップやオンラインストアで購入することができます。
お洋服が苦手なワンちゃんはなるべく日陰を歩くようにしましょう。暑い時間帯はなるべく外に出ず、夕方や早朝にお散歩に行くことをお勧めします。
お部屋の中では毛布を用意しよう
クーラーのついた部屋で寒くなってしまったときのことを考えて、毛布やタオルケットを用意してあげましょう。部屋の温度は寒すぎず、暑すぎない室温に保つのがよいですが、出勤などでお家にいないことを考えて、毛布やタオルケットを用意してあげるとワンちゃんも体調を崩さずに過ごせます。
愛犬がどんな睡眠をとっているか知っていますか?愛犬の睡眠を知ろう!
寄生虫予防をしよう
駆除薬や蚊よけを用意しましょう。
駆除薬は動物病院で購入することができます。
蚊よけはワンちゃんでも使えるものが販売されています。使う際は近づけないようにケースをしたり、手の届かないところに置きましょう。
まとめ
犬のサマーカットのメリットとしては、皮膚の蒸れを防止し、日々のお手入れが楽になることが挙げられます。しかし、デメリットとしては、直接日光が皮膚に当たりやすくなり、物理的な刺激に弱くなり、体温調節が難しくなることや、毛質が変わる可能性があることがあります。特にポメラニアンやチワワなどの犬種は毛質の変化が顕著です。サマーカットを行う際には、紫外線対策や室内での温度調整、寄生虫予防が重要です。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- ブログ2024年11月13日愛犬のしゃっくりを止めるには?原因や対応法を解説!
- お知らせ2024年11月3日ペット用酸素室【オーツーペット】導入いたしました♪
- ブログ2024年10月30日愛犬と室内遊びをする際の危険性とは?注意すべきことを解説!
- ブログ2024年10月16日犬の震えの原因って?対策や病院に行く目安について解説!
シェアする