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2024.07.10ブログ
愛犬のジャンプは実は危険?ジャンプする心理と対策を知ろう!
ワンちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねている様子はとっても可愛らしいもの。
しかしそのジャンプも身体に負担がかかっていることを知っていますか?
愛犬がジャンプする心理やジャンプすることによる身体への負担、対策を解説します。
目次
- ○ 愛犬がジャンプする心理とは?
- ・嬉しさを表現している
- ・何かが欲しい!と要求している
- ・挨拶している
- ・威嚇している
- ○ 愛犬のジャンプは実は危険!?
- ・ケガ・足腰を痛める原因に
- ・興奮状態になる
- ・周りの人にケガさせてしまう可能性も
- ○ 愛犬のジャンプを対策しよう
- ・反応しないようにする
- ・つかまり立ちさせない
- ・おやつをあげる位置を見直す
- ・おすわり・待てを覚えさせる
- ・びっくりさせる
- ○ まとめ
愛犬がジャンプする心理とは?
愛犬がぴょんぴょん飛び跳ねているところを見たことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか。その時ワンちゃんは何を考えているのか考えられる理由は大きく分けて4つあります。
嬉しさを表現している
飼い主さんが帰ってきた、遊んでいて楽しい、など嬉しい時に嬉しさを表現するためにジャンプすることがあります。
嬉しさだけでなく、興奮を表現するためにジャンプすることもあります。
何かが欲しい!と要求している
「おやつが食べたい!」「遊んでほしい!」といったときにもジャンプすることがあります。また、直接何かが欲しいのではなく、「構ってほしい」「気を引きたい」というときにもジャンプします。飼い主さんがほかのことをしているときやおやつをいつもあげている時間にジャンプしていたら、ワンちゃんの要求を表現していたり、構ってほしいというアピールをしていると考えられます。
挨拶している
ワンちゃんは人間や他の動物とのコミュニケーション手段としてジャンプを使うことがあります。ワンちゃんは顔を合わせてあいさつすることを好むため、人と目線を合わせるためにジャンプしているともいわれています。
威嚇している
威嚇しているときにもジャンプすることがあります。お散歩中に見慣れないワンちゃんに飛び掛かるような動作をしようとしているところを見たことがある飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。牙を出していたり唸り声をあげていたりと威嚇しているのが表情からわかることが多いです。
また、「自分が相手より上だ」というのを相手にわからせるためにジャンプすることがあります。
愛犬のジャンプは実は危険!?
かわいい動作も実は身体に負担がかかっています。それ以外にも飛び跳ねることで周りの人とトラブルになることも。この章ではジャンプの危険性を解説します。
ケガ・足腰を痛める原因に
ワンちゃんは身体の構造が四足歩行になっています。そのため、後ろ足に体重を乗せて二本足でジャンプすることは体の構造にあっていません。立ち上がる行為や二本足でジャンプすることを繰り返すと、足腰に負担がかかります。将来的には椎間板ヘルニアになってしまったり骨折などの大きなけがになることも。
また、着地した際に足元が悪かったり、前足が引っかかってしまう危険性もあります。
興奮状態になる
飛び跳ねることによって興奮状態が続きやすくなります。とくに要求を表現しているときは興奮しやすくなります。
ジャンプを止めようと要求にこたえるようになってしまうと、「ジャンプしたら要求が通せる」とワンちゃんは学習してしまうため、ジャンプのクセがついてしまいます。
周りの人にケガさせてしまう可能性も
ワンちゃんがケガするだけでなく、飛び跳ねることで飼い主さんや周りの人がケガすることもあります。大型犬で飛び跳ねる癖がついていると、人に飛び掛かって押し倒してしまいケガすることもあります。
また、前足があたりお洋服を汚してしまう可能性もあります。
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愛犬のジャンプを対策しよう
愛犬のジャンプをやめさせる対策を紹介します。
一度ついたクセを取り消すためには多くの時間を要します。すぐになおらないことを念頭に置いて愛犬と接しましょう。
反応しないようにする
ジャンプして反応してしまうと、「ジャンプすると構ってくれる!」と学習してしまいます。そこで飼い主さんは反応せず無視してみましょう。そして愛犬が落ち着いたらたくさん褒めてあげます。ジャンプして叱ってしまっても「構ってくれた」と感じてしまうため、叱ることもしないことがポイントです。
また、家族で飼っている場合、家族全員がジャンプを無視すると統一することが大切です。
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つかまり立ちさせない
かわいいと思っていても身体に負担がかかっているため、つかまり立ちしていたらそっとおろしてあげましょう。つかまり立ちする頻度を減らすことで、足腰への負担が軽減できます。
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おやつをあげる位置を見直す
おやつを高いところからあげる習慣がついていると、おやつめがけてジャンプしようとしてしまいます。ワンちゃんの目線までおやつを下げて立たない姿勢にしましょう。
ケージの上から上げる行為も同様に立ったりジャンプするクセがついてしまうのでやめましょう。
おすわり・待てを覚えさせる
ジャンプをしていたら「おすわり」「待て」と号令しましょう。興奮が落ち着くのを待ってたくさん褒めてあげます。その時におやつやおもちゃをあげるとより効果的です。ジャンプする前の「ジャンプしそうだな」という時に号令をかけるのもおすすめです。
「おすわり」「待て」ができたら自分の要求が通る、ということをワンちゃんは学習することができます。
びっくりさせる
あまりお勧めできる方法ではありませんが、びっくりさせてジャンプをやめたら褒める、という方法があります。
ここで大事なのがびっくりしてジャンプをやめたら必ず褒めるということ。おやつをあげてたくさん褒めちぎりましょう。ジャンプをやめたらたくさん褒められたということを学習させます。
まとめ
愛犬がジャンプする理由は、嬉しさや興奮の表現、要求や挨拶の手段、または威嚇のために行うことがあります。しかし、ジャンプは体に負担をかける可能性があり、周囲の安全にも影響を与えることがあります。対策としては、ジャンプに反応せず無視し、落ち着いたら褒める方法や、つかまり立ちを避けることなどが効果的です。また、おやつの与え方や訓練でジャンプのクセを改善する取り組みが重要です。ジャンプは愛犬の行動や心理状態を理解し、適切に対処することが大切です。
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