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2025.01.08ブログ
愛犬の便秘予防とは?ウンチをチェックしてみよう!
毎日うんちしている愛犬が1日うんちしなかっただけでも少し心配になりますよね。
便秘の基準や便秘の予防、対策について解説しています。
また、健康なうんちと健康でないうんちの違いについても解説していますので当てはまらないかチェックしてみましょう。
愛犬の腸内環境をサポートするために排便の回数や量を知っておきましょう。
目次
- ○ 犬の便秘の基準とは?
- ・何日から便秘になるの?
- ・健康なわんちゃんの排便回数とは?
- ○ 犬の健康なうんちと不健康なうんちの違いとは?
- ・犬の健康なうんち
- ・不健康なうんち
- ○ 犬の便秘の原因とは?
- ・水分不足
- ・食物繊維の不足した食事
- ・運動不足
- ・ストレスや環境の変化
- ・病気や薬の影響
- ○ 愛犬が便秘になったときの対策法
- ・水分補給を増やす
- ・食物繊維の摂取
- ・運動する
- ・マッサージをする
- ・獣医師に相談してみる
- ○ 愛犬の便秘を解消するには?
- ・適切な水分摂取
- ・食物繊維の摂取
- ・運動を取り入れる
- ・ストレス軽減
- ・定期的な健康チェック
- ○ まとめ
犬の便秘の基準とは?
診断基準はありますが、そのワンちゃんの日々の排便回数を基準に多いのか少ないのかを考えることが大切です。そのために毎日の排便回数や時間、量などを知っておく必要があります。
何日から便秘になるの?
ワンちゃんの便秘は一般的に3日以上ない時に診断されることが多いですが、日々の排便回数によって変わってきます。例えば毎日3回するワンちゃんであれば2日出なかったとしてもお腹が苦しくなるでしょう。
食事量、活動量が少ないわんちゃんは数日に1回でも便秘ではないこともあり、ワンちゃんによって個体差が大きい面もあります。
健康なわんちゃんの排便回数とは?
年齢や活動量によって前後しますが、基本的に1日1~4回といわれています。
活動量、食事量が少ないワンちゃんは1回、パピーや活動量、食事量が多いワンちゃんは4回するということもあるようです。
犬の健康なうんちと不健康なうんちの違いとは?
ここではうんちの一般的な基準について解説します。
食べているものや個体差により多少の違いがあります。特に色は食べているものの影響を受けやすいものです。ドライフードとウェットフード、手作り食でも変わるので、何を食べたらどんな色になるのか知っておきましょう。
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犬の健康なうんち
色: 一般的に濃い茶色をしています。これは消化過程で適切な胆汁が分泌されていることを示しており、正常な腸内環境を反映しています。
硬さ:程よく固く、形がしっかりと整っています。弾力があり、圧力をかけると少し押し返すような感じです。固すぎず、柔らかすぎず、犬が排便しやすい状態です。
形状: 丸くて、適切な形状を保っています。形が崩れることなく、滑らかなシリンダー状であるのが理想的です。
臭い: 一般的に強い異臭はしません。少し臭いがある程度ですが、嫌な臭いが長時間残ることはなく、排便後の臭いも比較的軽いです。
頻度: 通常1日1~2回の排便があります。規則正しく排便できることが大切です。
不健康なうんち
色: 色が異常であることがあります。黒っぽいウンチは消化不良や内臓からの出血を示す可能性があり、赤い血が混じっている場合は消化器系に問題があるかもしれません。緑色や黄色いウンチは消化不良や食べたものによるものですが、長期間続くと病気のサインです。
硬さ: 過度に硬い(便秘)、または過度に柔らかい(水っぽい便)ことがあります。固すぎるウンチは便秘を、柔らかすぎるウンチは下痢や消化不良を示します。
形状: 形が崩れていたり、ドロッとした状態で排出されることがあります。下痢のようにべちゃっとしたウンチや、形を保てないほどに崩れている場合は、消化不良や病気が疑われます。
臭い: 異常に強い臭いがします。特に発酵臭や腐敗臭が強い場合、消化不良や感染症、腸内フローラの乱れが原因かもしれません。
頻度: 頻繁に水っぽい便や硬い便が出る場合があります。排便回数が過剰に増えたり、逆に3日以上出ない場合は、体調の異常が考えられます。
犬の便秘の原因とは?
ワンちゃんの便秘の原因には以下の4つが挙げられます。
当てはまるものはないか生活環境を確認してみましょう。
水分不足
ワンちゃんは十分な水分を摂取しないと、便が硬くなり、排便が困難になります。
水分が不足すると、腸内の水分が吸収されすぎて便が固くなるため、自然な排便がしづらくなります。特にドライフードを食べている犬は水分摂取量が少なくなりがちです。また、寒い季節や食事中の水の摂取を忘れがちな場合にも便秘を引き起こしやすくなります。
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食物繊維の不足した食事
食物背にが不足していると、腸の動きが鈍くなり、便通が悪くなります。ワンちゃんは消化不良を起こしやすいため、十分な食物繊維が必要です。特に肉中心の食事や、高脂肪・低繊維のフードは便秘を引き起こしやすいです。逆に、野菜や穀物、食物繊維を多く含むフードを与えることで、腸内環境が整い、便通が改善されます。食事の改善が便秘予防に役立つので、フード選びには注意が必要です。
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運動不足
ワンちゃんが運動不足になると、腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。運動は腸を刺激し、便通を促す重要な要素です。散歩や遊びを通じて身体を動かすことで、腸が活発になり、便がスムーズに排出されるようになります。特に室内飼いのコやシニア犬、成犬でも過度に運動が不足すると便秘を引き起こす可能性があるため、毎日の運動習慣をつけることが大切です。
ストレスや環境の変化
ワンちゃんはストレスに敏感で、生活環境の変化や飼い主の不在などによって便秘を引き起こすことがあります。引っ越しや新しい環境への適応、飼い主さんが不規則に帰宅することなどが原因で、ワンちゃんの体調や便通に影響を与えることがあります。ストレスが溜まると、腸の動きが悪くなり便秘を引き起こしやすくなります。
病気や薬の影響
消化器系の病気や、便秘を引き起こす薬の影響で、ワンちゃんは便秘になることがあります。例えば、消化不良や腸内の炎症、便秘を悪化させる薬(鎮痛剤や抗ヒスタミン薬など)を使用している場合、便通に異常をきたすことがあります。特にシニア犬や病歴のあるワンちゃんは、病気が便秘を引き起こすことがあるため、獣医師による健康管理が重要です。薬の影響が考えられる場合は、獣医師と相談して治療法を見直すことが必要です。
愛犬が便秘になったときの対策法
愛犬が便秘で悩んでいる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは便秘が解消される5つの方法について紹介します。
簡単にお家でできるものが多いので、ぜひ試してみましょう。
水分補給を増やす
便秘の主な原因の一つは水分不足です。ワンちゃんが十分に水を飲んでいない場合、便が硬くなり、排便が難しくなります。お水をいつでも飲める環境を整えましょう。ドライフードを食べているワンちゃんにはウェットフードやスープを追加して水分摂取を促します。また、フードに少し水を加えるのも効果的です。
お水は2時間に一度ほど取り替えるようにし、清潔なお水を保ちます。お水が循環する飲み水器などもありますので、購入を検討してもよいでしょう。ペットショップやオンラインショップで購入することができます。
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食物繊維の摂取
食物繊維は便通を促す効果があります。便秘が続く場合は、かぼちゃやサツマイモなどの食物繊維が豊富な食材を与えると良いでしょう。市販の便秘対策用のフードやサプリメントも試してみてください。ただし、与える量には注意が必要で、急に大量に食物繊維を与えると逆にお腹を壊すことがあります。
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運動する
運動不足も便秘の原因になります。適度な運動は腸を刺激して、便通を促進します。散歩や遊びを増やして、ワンちゃんが十分に動くようにしましょう。特に室内犬や運動不足の犬には、積極的に外に出して運動させることが大切です。室内遊びもおすすめです。場所を確保し、危険のないように遊びましょう。下記の記事で詳しく解説しています。
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マッサージをする
軽い腹部マッサージは、腸の動きを活発にし、便通を促進することがあります。お腹を優しく円を描くようにマッサージしてみましょう。ただし、無理に強い圧力をかけず、ワンちゃんが不快に感じないように注意しましょう。
獣医師に相談してみる
家庭での対策を試しても便秘が解消されない場合、または便秘が長引いている場合は、獣医師に相談することが重要です。便秘の原因が消化器系の病気や内臓の異常によるものである可能性もあるため、専門的な診断と治療が必要です。便秘を解消するための薬や、必要に応じて腸内の状態を改善する治療法を提案してくれます。
愛犬の便秘を解消するには?
時々便秘になってしまうワンちゃんだけでなく、個体差により体質的に慢性的に便秘になりやすいワンちゃんもいます。便秘になりやすいワンちゃんには以下のことを気を付けてお手入れしてあげましょう。
適切な水分摂取
便秘予防において最も重要なのは水分摂取です。水分が不足すると便が硬くなり、排便が難しくなります。ワンちゃんが十分に水を飲むように、常に新鮮な水を提供しましょう。特にドライフードを食べている犬は水分摂取量が少ないため、ウェットフードやスープを追加することで水分補給を促すことが効果的です。また、フードに湿らせた水を加えることで、便が柔らかくなり、排便しやすくなります。
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食物繊維の摂取
食物繊維は便通を良くし、便秘を予防する重要な成分です。ワンちゃんに適切な量の食物繊維を与えることで、腸内の働きが活発になり、便がスムーズに排出されます。野菜や果物(かぼちゃ、さつまいも、リンゴなど)をフードに混ぜたり、食物繊維が豊富なドッグフードを選ぶことが有効です。繊維質の多いフードを取り入れることで、便の量や質が改善され、便秘の予防につながります。
運動を取り入れる
運動は腸の動きを活発にし、便通を促すため、便秘の予防に欠かせません。毎日の散歩や遊びを通じて、ワンちゃんの運動量を増やすことが大切です。特にお散歩にあまり行かないワンちゃんは、適度な運動を取り入れることで腸が刺激され、便秘を防ぐことができます。散歩だけでなく、ボール遊びや軽いランニングも腸の働きをサポートし、健康的な便通を促進します。
ストレス軽減
ワンちゃんの便秘はストレスによって悪化することがあります。環境の変化や飼い主の不在がストレスとなり、腸の働きが鈍くなることがあります。ワンちゃんに安心感を与えるために、日々の生活で予測可能なルーティンを作り、リラックスできる時間を提供することが大切です。また、過度な運動や騒音、急な環境の変化を避けることで、ワンちゃんのストレスを減らし、便秘の予防に繋げます。運動のしなさすぎも健康に悪影響を与えるため、散歩に行く習慣や遊ぶ習慣をつけましょう。
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定期的な健康チェック
便秘を予防するためには、定期的な健康チェックを欠かさないことが重要です。特にシニア犬や病歴のあるコは、腸の働きが弱くなることがあるため、獣医師による定期的な診察を受けることが推奨されます。便秘の原因となる病気や障害を早期に発見し、適切な対処を行うことで、ワンちゃんの健康を維持し、便秘を予防することができます。健康チェックは、便秘予防における大切な一歩です。
まとめ
犬の便秘は、通常3日以上排便がない場合に診断されますが、排便回数や生活習慣によって異なります。健康な便は濃い茶色で程よく固く、異常な便は黒や赤、緑、黄色になり、硬すぎるまたは柔らかすぎることがあります。便秘の原因は、水分不足、不適切な食事、運動不足、ストレス、病気や薬の影響が考えられます。対策としては、水分補給、食物繊維の摂取、運動、マッサージが効果的で、改善しない場合は獣医師に相談することが重要です。定期的な健康チェックも予防に役立ちます。
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